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  • yanxia2008

【常緑音楽館便り】#1116 ボンドだけじゃない映画賞の常連

2018.3.3(土)

 昨3月2日は日本アカデミー賞が開催され、月曜3月5日は本家米アカデミー賞が開催される。  既に1月にはブルーリボン賞、2月にはベルリン国際映画祭とキネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクールが開かれ、カンヌ国際映画祭は5月、ヴェネツィア国際映画祭は9月頃開催と続く。

 さて、昨日の日本アカデミー賞。

 大物だらけで見応えはあるが、役所広司や佐藤浩市など毎年メンバーが固定化されていて、ややマンネリの感がある。

 それに比べてブルーリボン賞やキネマ旬報賞、毎日映画コンクールのほうが、予想外にバラエティに富んだ選出をしていて面白い。  日本アカデミー賞が選ばなかった名「バイ・プレーヤー」大杉漣さんを選出したのも毎日映画コンクールだったしね。

 ところで、映画と言えば映画音楽。

 テーマ曲の作家で最も有名なのは、John Williams(ジョン・ウィリアムズ)だろう。 

 なにしろ、『おしゃれ泥棒』『屋根の上のバイオリン弾き』『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』『ジョーズ』『ファミリー・プロット』『スター・ウォーズ 』シリーズ、『未知との遭遇』、『E.T.』『スーパーマン』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズ、『7月4日に生まれて』『ホーム・アローン』シリーズ、『JFK』『ジュラシック・パーク』シリーズ、『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『ハリー・ポッター』シリーズなどのほか、3月公開の『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』も、ジョンの作品。

 で、ジョンはジョンでも、ここではJohn Barry(ジョン・バリー, 1933-2011)の曲を。

 半世紀を超える『007 James Bond』シリーズが最も有名だが、他にも『冬のライオン』『真夜中のカーボーイ』『野生のエルザ』『愛と哀しみの果て』『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『最後の谷』など多くの曲を作り、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞を5回受賞している。

 Evergreen Music通算1116曲目は、そのジョン・バリーのスパイものの映画『さらばベルリンの灯』のテーマ曲を。

  なお、映画クリップ(タイトル・バック)を交えたオリジナルアーティストによる007シリーズのテーマ曲はこちら。全1時間。特にAdeleとSheryl Crowが良い。

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