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  • yanxia2008

【常緑音楽館便り】#588〜ヒーローになどなりたくない

2015.6.20(土)

 月曜日の22日には、安保法制のための国会大幅延長について大きな動きが出るだろう。  これだけ違憲論が噴出し、爺さん婆さん達、女性達が怒り、若者達が怒り始めていても、おそらくこの反知性政権はいかなる事態になっても強行突破、強行可決に走るだろう。中選挙区時代には考えられなかった党内異論なき(除村上氏)翼賛与党は、論理もへったくれもなく実に狂信的ですらある。  私は反対だ。右翼でも左翼でもないが、この持論は棄てない。イデオロギーではない。核心は「正義の戦争などない。殺し殺される社会はダメだ」と言うことに尽きる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 Evergreen Music 通算588曲目は英国のバンドJohnny Hates Jazzが1987年にリリースした反戦歌「I Don't Want to Be a Hero」。  歌詞を付してみた。  政権支持者、無関心者・選挙棄権者、御用メディアには、よくよく考えてもらいたい。若者よ、こんな歌を歌いたくなるか? ♬ I Don't Want to Be a Hero / Johnny Hates Jazz

(歌詞和訳)

俺に銃なんかもたせて、戦場に送らないでくれ 引き金など引きたくもない 国旗のもとに俺たちに課せられたのは 殺戮という使命 さあ怖がらずに 究極の自己犠牲とやらに突き進む パレードに参加しようじゃないか 古きよき時代の、希望と栄光にみちた物語ってやつさ 人殺しへの切符を持ってね

(※ くりかえし) 俺はヒーローになどなりたくないんだ お前らのために死にたくはない 俺はヒーローになどなりたくないんだ 俺を遠い戦場に送らないでくれ 存在すら知らなかったようなところに 俺が本当に身をさらされるのは、恐怖と痛みの世界 俺の気がふれるまでね もし俺が任務を遂行しなかったら、牢屋にでも入れる気かい 「人殺しを引き受けなかった」という罪で 自分の手が血で汚れないかぎり、お前たちには決して分かるまい もう問題は水に流して、許しあう時なんだってことが

(※ くりかえし) そして戦場から戻った兵士たちは、国に戻って気づくのさ 彼らが愛する者たちに、自分が憎まれてしまったことを 何千もの人が死なないことには、お前たちは満足しないんだろう お前たちの怒りが血に染めるんだ

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