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  • yanxia2008

【常緑音楽館便り】#887〜889 船村徹さんを偲ぶ

2017.2.18(土)

 文化勲章受章者の作曲家・船村徹さんが亡くなられました。  84歳。  R.I.P.

 柿の木坂の家(青木光一)王将(村田英雄)別れの一本杉(春日八郎)女の港(大月みやこ)なみだ船(北島三郎)風雪ながれ旅(北島三郎)兄弟船(鳥羽一郎)白馬のルンナ(内藤洋子)さだめ川(ちあきなおみ)酒場川(ちあきなおみ)矢切の渡し(ちあきなおみ)紅とんぼ(ちあきなおみ)東京だよおっ母さん(島倉千代子)哀愁波止場(美空ひばり)ひばりの佐渡情話(美空ひばり)みだれ髪(美空ひばり)塩屋崎(美空ひばり)宗谷岬(ダ・カーポ)おんなの出船(松原のぶえ)ご機嫌さんよ達者かね(三橋美智也)あの娘が泣いている波止場(三橋美智也)・・・とヒット曲が目白押し。  まさに戦後演歌界の巨匠でした。

 隣県の栃木県塩谷町出身ですが、福島県とも関わりがあります。  いわき市の塩屋埼灯台を舞台にした楽曲として美空ひばりの「みだれ髪」、「塩屋崎(しおやみさき・曲名は「埼」ではなく「崎」を使っています)」があり、灯台近くにはひばりの記念石碑があるほか、会津坂下町出身の春日八郎には名曲「別れの一本杉」などを提供しました。  私の実家近くの会津坂下町には、この曲の題材となった一本杉と地蔵があり、子どもの頃から「これがあの歌の元になった杉の木だ」と聞かされてきた思い出があり、今では、その傍らに記念碑と「春日八郎記念公園・おもいで館」があります。

 Evergreen Music通算887~889曲目は、その船村さんの逝去を悼み、ご本人が泣き節で絶唱する曲を3曲。  やっぱり演歌はいいですねえ。




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