2015.12.31（木）
2015年もあと3時間余。 1992年、エリザベス女王がこの年を「ひどい年（annus horribilis / アンヌス・ホッリビリス）」と称してスピーチしました。 考えてみれば、今年の日本も、いまや「平和」と言う当たり前の言葉さえ「政治的だ」として排斥されるような、ひどい年、異常な年にされてしまいました。 そんなふうにしてしまった張本人が誰かは言うまでもないでしょう。
今年最後の曲、Evergreen Music 通算701曲目は、キリスト教に言う「最後の審判」（世界の終わりにイエス・キリストが再臨し、あらゆる死者をよみがえらせて裁きを行い、永遠の生命を与えられる者と地獄に墜ちる者とに分ける）を題材にした、ほぼ半世紀前のこの曲を。
もちろん、かの張本人にとって、来る年が最後の審判を受けるべき年、「最後の年」になることを希（こいねが）った上での毒舌冷笑悪態亭亭主独断の選曲です。
皆様、よい年をお迎えください。