top of page
  • yanxia2008

【マドンナからのメッセージ2つ】

2015.11.16(月)

◉ 「愛する人を亡くして涙を流している人達がいる時に、私はなぜここで踊って楽しんでいるのか?」

◉ 「私たちは誰もが移民!同じ色の血を流す。私たちはひとつ。平和に祈りを。パリとそして世界に」

マドンナ、涙ながらにスピーチ「愛する人を亡くして涙を流している人達がいる時に、私はなぜここで踊って楽しんでいるのか?」

中村明美のニューヨーク通信 2015.11.16

金曜日にパリで起きたテロの翌日、土曜日にストックホルムでライヴを行ったマドンナが、感涙のスピーチをしている。 映像こちら。 http://www.rollingstone.com/music/news/watch-madonnas-powerful-speech-about-paris-attacks-at-stockholm-concert-20151115 スピーチの内容抜粋。 「ショーというのはそもそも、人生を祝福するために行うもの。そして自分の権利のために、自分の信じるもののために。でも今日はライヴをするのがすごく辛かった。昨日起きたことが頭から離れなかったから。だから今、昨日起きた悲劇について、殺害について、パリで無慈悲にも尊い命を奪われた人達がいたことについて語っておきたい。今日1日中気になって仕方なかったから。ライヴをするのが辛かった。色々な意味で私の心は引き裂かれていたから。 というのも、愛する人を亡くして涙を流している人達がいる時に、なぜ私はステージに立って踊って楽しんでいるのかしら?と思っていたから。 だけど、それが彼らの狙いなの。 彼らは、私たちを黙らせようとしている。だけど、彼らにそんなことはさせない。絶対に、そんなことはさせない。 なぜなら、私たちには結束の力がある。パリだけではなくて、世界中で起きている、カオスや、苦痛、無慈悲な暴力、テロ以上に、世の中には、善良が存在すると信じている。 そして私たちは今ここに、それを証明するために集まっているの。 私は今日のショーを本当はキャンセルしそうになっていた。だけど、彼らにそれを手渡してしまうわけにはいかない、と思い直した。彼らに、私を止めさせるわけにはいかない。そして、私たちを止めさせるわけにはいかない、と。自由を楽しむことを。昨日人が殺された場所はすべて、人々が楽しんでいた場所だった。レストランで食事をして、歌を歌って、踊って、サッカーの試合を見ていた場所だった。もちろん私たちはそれを当然のことと思っていて、当然のことと思うべきではないのかもしれない。でも、私たちは一生懸命働いているのだから、それを楽しむ権利がある。だから、世界の誰にも私たちが愛することを止めさせる権利はない」 そして、マドンナはもうひとつ大事なことは、世界を変えるのは人を変えることではなく、毎日の中で自分を変えることだと語っている。自分が他の人とどのように接するのか、そのシンプルなことこそが、世界を変える唯一の方法だと。そして、世界を変えるのは愛だけだ、と。理解できないことを愛するのはとても難しいけれど、と。 最後に、亡くなった人達に黙祷を捧げた。 続けて、”Like A Prayer"を歌った。 またマドンナは、インスタグラムにもメッセージをアップしている。

「私たちは誰もが移民!同じ色の血を流す。私たちはひとつ。平和に祈りを。パリとそして世界に」

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page