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  • yanxia2008

【ドップラー効果】

2013.8.23(金)

 アベちゃん。あなたは、汚染水問題について、「対応すべき喫緊の課題」、「東電に任せるのではなく、国としてしっかりと対策を講じていく」などと抽象論を声高く上げていましたね。

 にもかかわらず、政府は何もしていません。肝心の汚染水問題の主管庁さえ曖昧だし、復興庁と環境省との棲み分けも曖昧なまま。事態は深刻の一途をたどっているのに、その後の具体策は全く進展していません。  あなたの振る舞いは、まるで救急車が近寄ってくるときと過ぎ去っていくときの音調が変わる「ドップラー効果」と同じようなもの。  具体策がなくとも元気に抽象論を振り回せば愚かな国民を騙し通せると思っているかもしれませんが、こんなやり方で世界をだますことはできませんよ。  それに、今日のオリンピック東京招致出陣式で「私もブエノスアイレスに行きます!」などとニコニコして発言していましたが、冗談じゃあありません。  そんな暇があったら、直ちにフクイチの現場に張り付き陣頭指揮を執っていただきたい。  「国としてしっかりと対策を講じていく」んでしょ?

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東京五輪招致へ出陣式 首相と都知事ら「頑張ろう」

2013/8/23 日本経済新聞

 東京が開催を目指す2020年夏季五輪は開催都市決定まで2週間あまり。都と東京招致委員会は23日、9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会に向けた出陣式を開いた。猪瀬直樹都知事は「チームニッポンの結束力が増している。揺るぎない自信を謙虚に示したい」と決意表明。半世紀ぶりの招致成功に向けては、総会で東京開催の意義をいかに印象付けられるかが鍵を握る。

 開催都市には東京のほかイスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)が立候補。ブエノスアイレス(アルゼンチン)で開かれるIOC総会で、IOC委員の投票で決まる。

 日本からの代表団は総勢約100人。安倍晋三首相や猪瀬知事のほか、フェンシングの五輪メダリストの太田雄貴選手や、走り幅跳びでパラリンピックに3大会連続出場した佐藤真海選手らが総会で演説する。決まれば1964年の東京五輪以来、2回目の開催となる。

 都庁5階の大会議場で開かれた出陣式は、都立深沢高校の和太鼓部による勇ましい太鼓演奏で幕開け。安倍首相が「ブエノスアイレスでは『2020、東京』のアナウンスを響かせましょう」と呼び掛けると、スポーツ選手や国会議員、経済界関係者など約800人の参加者から大きな拍手と歓声が上がった。

 続いて壇上に立った招致委員会の竹田恒和理事長は「国民の思いを伝える気持ちで、全ての力を振り絞りチーム一体となって頑張る」と言葉に力を込めた。会場の全員が「がんばろう」の掛け声を3回上げ、右手を突き上げて招致成功を願った。

 出陣式に先立つ記者会見では、フェンシングの太田選手が「五輪同様、人生をかけてプレゼンテーションの場に立ちたい」と表情を引き締めた。

 東日本大震災で宮城県気仙沼市の実家が流されるなどした佐藤選手は被災地の思いを強調。「被災のショックの中で、母校の後輩たちとスポーツの交流を通じ『がんばろう』という気持ちになった。素晴らしい大会を日本でもぜひ開き、故郷のみなさんにみてもらいたい」と話した。

 会見では海外の報道陣から東京電力福島第1原発での高濃度汚染水漏れ事故について「招致活動に影響はないか」との質問も飛んだ。猪瀬知事は「東京の放射線量はロンドンやニューヨークなどと変わらず水や食べ物も安全」と指摘。「五輪開催と直接の関係はない」と強調した。

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