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  • yanxia2008

【無意味】

2013.7.30(火)

 泉田新潟県知事と甘利経済再生担当相が東電柏崎刈谷原発の再稼働安全審査問題について対談するも「すれ違い」。  そもそも安全審査担当でない大臣、それもムラ社会どっぷりの大臣と会うこと自体が無意味だった。

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泉田知事、甘利担当相と会談 申請めぐり「すれ違い」

2013.7.30 新潟日報

 泉田裕彦知事は30日午前、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査の申請問題について、内閣府で甘利明経済再生担当相と会談した。知事は会談後、取材に対し「(原発の安全性や審査に対する)懸念を伝えた。すれ違いだった」と述べた。早期審査の必要性を訴えた甘利氏も「すれ違いだった」と話し、議論がかみあわなかったことを明らかにした。

 知事は柏崎刈羽原発の過酷事故対策であるフィルター付きベント設置について、県が安全協定に基づく事前了解を与えるまで審査の申請をしないよう東電に求めており、会談後も考えに変わりがないことを強調した。

 会談は「大臣側の意向」(泉田知事)で非公開で行われた。知事は過酷事故の際に放射性物質を放出するフィルター付きベントの設計や、ベントに対する原子力規制委員会の審査が地元自治体の住民避難計画を踏まえていないなどの問題点を伝えたという。

 会談後、知事は取材に対し、申請をめぐる東電の広瀬直己社長との再会談について、事前調整の段階で県の質問に東電が十分な回答をしていないとして不満を示した。「東電は誠意を持って対応し、情報隠蔽(いんぺい)はやめてほしい」と訴えた。

 甘利氏は会談後の取材に「厳しくなった新基準で審査をすることは悪いことではないと伝えたが、すれ違いだった」と話した。2007年の中越沖地震で柏崎刈羽原発が被災した際に経済産業相として対応に当たるなど電力や原発の問題に詳しく、知事の懸念については「担当大臣に回答するようアドバイスしたい」と述べた。

 原発再稼働問題を担当する茂木敏充経産相は30日午前の閣議後会見で、甘利氏から閣議前に行われた知事との会談内容について説明を受けたことを明らかにした。

 柏崎刈羽の審査申請をめぐり、泉田知事は東電が地元に説明をしないまま早期申請方針を決めたことに反発。東電の広瀬社長が5日に知事と会って理解を求めたが物別れに終わった。

 甘利氏は9日の閣議後会見で「(規制委に)安全かどうかを判断させないというのは、(知事の)誤解ではないか」と発言。泉田知事は「誤解しているわけではない」として会談を求めていた。

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