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  • yanxia2008

【「風評被害」に悩む】

2012.10.23(火)

 JA(農協)の理事をしている同級生のH君宅へ行き、福島県認証の特別栽培米「会津さゆり米」(会津産コシヒカリ)の新米、180kg(玄米)をゲットしてきました。

 「さゆり米」は、合鴨農法を取り入れ有機肥料だけで育てたもので、健康な土壌と飯豊山系の豊富で清らかな水に育まれ、ミネラル分が豊富で格別の味わいを特徴とし、新潟米と並ぶ良食味米と高く評価されているブランド米です。

 栽培地の喜多方市熱塩加納町は、会津盆地の西北端、山形県との県境にあり、東日本大震災では目立つ被害もなく、また放射能の測定値も平常に近い値ですが、今年の稲作のスタートは、県による土壌調査を待って安全が確認されてからとなったために、例年よりも1週間ほど遅くなったということです。

 県内浜通り地方では、地震・津波の被害に加えて放射能の汚染により、殆どの農家が稲作が出来なくなってしまったため、会津の各農家は、被害を免れた者として被災者の分まで頑張って今年の米作りに臨んできましたが、福島県産というだけで価格が低迷し風評被害に悩まされていると彼は嘆いていました。

 しかし、今年は「全袋検査」を実施しており、予想外に時間が掛かり消費者へ届けるのが遅れているものの、品質は最高であり、全袋検査を実施している福島県産米こそが最も安全でおいしい米だということを、全国に向けて強く訴えたいと話していました。 同感です。H君、頑張れ! 同時に、いわれなき差別は止して欲しいと思います。

 写真左は「さゆり米」(放射性物質検査済証が貼られている)、右はお土産にいただいた会津産米の新品種「天のつぶ」(福島県佐藤雄平知事命名)。

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