2019.6.11（火）
金融審議会における「老後の2000万」問題。 20人以上の大学教授やエコノミストが１回２時間以上、多数回にわたり部会での議論を重ねた末の結論を「受け取らない」とした麻生大臣の決定は、それこそ「決定的」に間違っている。 人選の問題などはあるが、審議会とは、議会制民主主義を補完する国民参加機関として、重要な政策方針を策定したり、特定の処分を下す際に意見の答申を行うことなどを目的とするものであって、どのような結論を下すかは審議会の自治・自律に属するもの。行政から指図を受けて決めるものではない。 それを受けて政策をどうするかは、その後、行政の判断として行えばいいだけの話で、審議会の責任ではない。余りに目茶苦茶。「殿ご乱心」と言わざるを得ない。 私も県の４つの審議会の委員を務めた経験があるが、麻生大臣のようなことを言われたのでは、委員としてたまったものではない。 私だったら即座に辞表を叩き付けて断固抗議する。 金融審議会の会長は、麻生大臣に受け取るよう公開の場で徹底的に迫れ（意見書の内容がどうなのかは別問題）。
と口角泡を飛ばしている白髪のご老人を１時間ほど前に偶然見かけました。たしか「毒舌亭」のペンネームを持つ人らしい。
あ、そうそう、山ちゃん・蒼井優さん、ご結婚おめでとうございます。
