2019.4.15(月)
青森出張の夜は、なぜか、ほぼほぼ津軽三味線の生演奏込みの夕食会場が常だった。 今夜の「鶴瓶の家族に乾杯」は、青森県弘前市の西隣の港町、鰺ヶ沢町が舞台。 鰺ヶ沢と言えば、民謡「鰺ヶ沢甚句」が有名だ。 これを盲目の津軽三味線奏者・高橋竹山(たかはしちくざん・1910-1998)でよく聴いたものだ。 この竹山の生涯をもとにした演歌が、名曲「風雪流れ旅」。 昭和55年、北島三郎37枚目のシングル曲として発売された。 大量の紙吹雪が舞うド派手演出の中、NHK紅白の大トリとして、延べ7回も歌われた。 今夜は、これを歌唱力ピカイチの2人、島津亜矢と鳥羽一郎のデュエット・ライブで。 昭和に次ぐ平成の世も、あと15日で終わりを告げる。 「令和」の世にも、演歌は存続できるだろうか?