2018.8.15(水)
昨年の今日の投稿を再掲。
ところで、戦没者追悼式。 今回最後となる陛下のお言葉と比べ、美辞麗句だけは達者なABのあいさつのなんと軽きことか。
◉ 言いたそう 歴史に生まれた 安倍晋三(山根氏ふうに) 〜今日の朝日川柳より〜
****************************************
2017年8月15日
【敗戦記念日に】
軍に徴用された亡父は結局、外地に赴くことはなく終戦を迎えた。 しかし、上兵の理不尽な制裁にあって何度も往復ビンタを食らい、片耳が完全に音を失った程度のことは言っていたものの、余り戦争について語ることはなかった。 よほど話すのはつらかったのだと思うが、聞いておけば良かった。
……テレビでは、大本営により指令され、全滅(戦死者3万人)の大失敗に終わった無謀なインパール作戦を流している。 「インパール作戦は自国民へのジェノサイドと同じだった。」と司馬遼太郎は言ったという。 インパールなど外地に行かなかった分、父には良かったと言ってもいいものか。 叔父(父の弟)はミンダナオで戦死している。
そういえば戦後住んでいた当時の我が家のタンスの引き出しの奥に、このような軍用銃が密かに隠されていた。 父が持ち帰ったものに違いない。 家はとうの昔に解体。 あの拳銃はどこにいったのか。 弾もあった。