2018.7.5(木)
最もポピュラリスティックなジャズ・ナンバーに、5年前に亡くなったDave Brubeck(デイヴ・ブルーベック, 1920-2012)の「Take Five(テイク・ファイブ)」(1959)があります。
ブルーベックは、通常4分の4拍子のリズムが多いジャズから外れた「5分の4拍子」というこの曲で、変拍子のジャズを一般化させました(作曲はPaul Desmond(ポール・デスモンド, 1924-1977))。
ブルーベックは、他にも変拍子の曲を発表しています。
たとえば、「8分の7拍子」という変わったリズムにピアノとウッドベースと手拍子(クラップハンズ)が印象的なこの曲「Unsquare Dance(アンスクエア・ダンス)」(ブルーベック作曲)や、「9分の8拍子」(トルコの伝統的な民謡に見られるリズムだそうです)の「Blue Rondo A La Turk(ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク)」などです。
この曲は、以前、フィギュアスケートの小塚崇彦選手(2年前引退)がSP(ショートプログラム)で使用したことがあったそうです。
断捨離していて、収録EPレコードを発見したのでリンクアップしました。
Evergreen Music通算1164曲目。