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  • yanxia2008

【常緑音楽館便り】#948〜950 夜明けの歌など

2017.8.27(月)

 来年の平成から新しい元号への改元を前に、今日の朝日新聞1面に「ひばりの死 世紀の死」が載った。

 美空ひばりは平成元年6月24日に死去。  朝日はこれを「昭和の最後を見届け、昭和を串刺しにして、逝った」と書いた。  そして「ひばり以後、国民的歌手は出ない。なぜか。「国民」が死んだからである。平成とは、国民が溶けていった時代だった」という。

 評論家の中森明夫によると、昭和までの時代は「国民そのものがフィクション。その国民という幻想を共有するため、共通の言語、共通のスター、経済成長という共通の目標が必要だった。平成になって「国民的」の内実は既にない」といい、美空ひばりは「昭和と平成の分水嶺」と評した。

 昭和も遠くになったが、いずれ新しい元号になれば、平成もまた過去のものとして語られることになるのだろう。

 で、前置きが長くなったが、ここで昭和の歌を。

 朝ドラ「ひよっこ」で1,2か月前にヒロイン谷田部みね子の勤め先「向島電機」の合唱部が披露していたこの曲を。

 ちょうど東京オリンピックが開催された1964年に発表され、岸洋子の代表曲の一つとなった。  日本レコード大賞の歌唱賞も受賞した。映画化もされた。

 岸洋子は山形県(酒田)出身。越路吹雪とは人気を分け、「魅せる越路(吹雪)、聴かせる岸(洋子)」と言われた(1992年没)。

 彼女のヒット曲「希望」「恋心」もおつけしましょう(いずれもAudioで)。

 それから、「ひよっこ」では「すずふり亭」の隣の和菓子屋の息子がギター片手に毎回、「バラが咲いた」「空に星があるように」「恋のハレルヤ」など、当時のヒット曲を歌うのも、東京五輪前後の時代の雰囲気を偲ばせるもので面白い。

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