2017.5.18(木)
快挙‼︎ 蔵元・関係者の皆様、おめでとうございます。 毒舌亭も酒どころ喜多方(今回23蔵のうち5蔵が金賞)を故郷に持つだけに、あっぱれと叫びたい。 なお、県観光交流局長へ。 「風評払拭」デンデン、もとい、云々の評価は必要なし。 仕事で言いたくなる(言わざるを得ない)のは分からないではありませんが、ここは関係者の多大の努力を称えれば済む話です。 #NewsDigest
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【福島県産酒が5年連続の金賞数日本一‼︎】
2017.5.18 NHK
日本酒の出来を競う全国新酒鑑評会の結果が発表され、特に優れた「金賞」を受賞した酒の数は、福島県が22と、5年連続で全国で最も多くなりました。
鑑評会は、全国の酒造会社で作られた新酒の品質を競うため、毎年、この時期に行われていて、特に優れたものには「金賞」が贈られます。 ことしは全国から860点が出品され、鑑評会を開いた酒類総合研究所のホームページで18日午前10時に結果が発表されると、県の担当者が手分けして金賞の数を数えました。 その結果、都道府県別の金賞の数は、福島県が22点と最も多く、次いで宮城県が20点、秋田県が16点で、福島県が5年連続で日本一となりました。 集計を終えた職員を前に、県観光交流局の橋本明良局長は「この快挙は福島県の誇りだ。酒どころ福島の魅力を国内外に力強く発信し、原発事故の風評払拭(ふっしょく)につなげていこう」と述べました。 福島県によりますと、金賞受賞数の連続1位は、昭和58年から62年にかけての広島県の5年連続が最多だということで、ことしの結果で福島県は30年ぶりに広島県の記録に並びました。 福島県の日本酒は、原発事故の風評被害の払拭に取り組む県の復興と魅力をPRする特産品になっていて、今後、さらに注目が集まることが期待されます。
研究者「人材が育ってきた成果」
どうしたらおいしい日本酒が造れるのか県の施設で研究してきた福島県ハイテクプラザの鈴木賢二科長は、講演のため滞在している東京都内のホテルの一室で、パソコンとスマートフォンを交互に見ながら緊張した面持ちで鑑評会の結果の発表を待ちました。 午前10時すぎに結果が掲載され、金賞の数を数えて5年連続日本一だとわかると「よかった。いい結果でほっとした」と顔をほころばせました。 鈴木さんの携帯電話には県内の酒造会社や県産の日本酒を取りそろえる東京の飲食店などから相次いで電話がかかってきて、互いに祝福したりねぎらったりしていました。 福島の酒が評価された理由について、鈴木さんは「適度な香りと切れ味、軽快できれいな味わいが評価されたのだと思う。福島ではおいしい酒を造るための技術交流が盛んで、若い人たちが意欲的なため技術の向上もはやい。酒造りは人づくりと言われ、人材が育ってきた成果だと思う」と分析していました。