2016.2.16(火)
3年前の今日の投稿。 ここに出てくる斎藤さん(当時議長)については、それまであまり評価していなかったが、この時ばかりは「そうだそうだ」と思わず膝を叩いたものだ。
しかし、3年経っても何も変わらない。 ついこの間も、東電の廣瀬社長は知事の第二原発廃炉要求に対して口を濁すばかり。 国は川内原発始め再稼働にツンのめり。 県議会は追加的行動を起こさず、あまつさえ、昨年の県議選では、再稼働容認の候補者すら出てきた。
県は「風評被害」という言葉に全てを収斂させ、ロボットだ医療機器だと産業復興に全力注入(そう見える)。
肝心の被害者、被災者、避難者の方を向いた姿勢を見せぬままに、時間が徒らに経過する(そう見える)。
《 そうなのだ。あんな事故はそもそも起こらなかったのだ。あれは幻だ。君たちの妄想だ。まだ夢を見てるのかい?還りなさい。20mSv/yも、まして1mSv/yも問題ない。全く問題ない。科学的根拠なんぞ関係ない。当時の一環境大臣が勝手に決めたことだ。反放射能派の人など無視に値する。小児甲状腺がん患者は、たとえこれから200人、500人、1000人発見されたとしても、被曝の影響とは「考えにくい」。地元に還りなさい。それで全てはうまくいく。》
ってことかい?
◉ 膏薬(公約)は 貼って剥がして 貼り替える
〜毒舌冷笑悪態亭亭主より〜
岩下 哲雄
2013年2月16日
斎藤健治福島県議会議長殿
よくぞ席を蹴っていただきました。全会一致で廃炉・脱原発決議を行った県議会の議長として、当然のこととはいえ、その行動を率直に高く評価します。
その上で、さらに2点、要望します。
(1)あなたの所属する自民党県連は、総選挙で脱原発、全原発10基の廃炉を公約としました。しかし、今、福島第二原発は再稼働が可能となるよう修理が順調に進んでいるようですし、東電も政府も第二を含む全原発廃炉について依然として口を濁しております。 もし再稼働の動きが動きが現実化したときには、県議会も自民党福島県連も、自民党沖縄県連のように体を張って党中央に反対の行動を起こしていただけますか。公約なんですから。
(2)県議会決議の「全会一致」は、実際は5名の退席者がいた上でのものだったようです。その5名とは誰なのか、電力出身議員なのか、電力から政治献金を受けた議員なのかどうか真相が分かりません。ぜひ明らかにしていただきたいのです。 (これはむしろ、こんなことも報じなかったマスコミ各社に問いかけるべきかも知れませんが。)
まもなく2月県議会が始まりますが、斎藤議長にはご自愛の上、まますますのご活躍を期待しております。