2015.12.13(日)
【虚妄新聞】臨時ニュースRSS 2015年12月13日(日)
◉ 日本漢字能力検定協同組合が主催する年末恒例の「今年の漢字」は「戦」に決まった。「あれだけ国論を二分した違憲安保戦争法案が成立したことで、いつでも戦(いくさ)に駆り出せるようになったのだから、当然じゃろう?」と清氷寺の林貫主はひょうひょうと語った。なお、昨年は「税」。
◉ 政府与党は2017年度からの税制のあり方について再度協議に入った。この中で、消費税の税率を25%に上げることとし、また16年度税制改正と同様に、外食以外の食料品については2%減の23%にする方針を決定した。与党協議に臨んだ広明党の井下幹事長は「本来25%とすべきところを2%軽減したのだから、これも立派に我が党が主張する軽減税率に該当する。我々の力で庶民の生活は守られた。財源については長期的視点からゆっくりじっくり検討すればよい。宵越しの金は必要ない」と語った。
◉ アンベ首相がインドとの間で合意した原子力輸出協定について、眠主党は次期通常国会で反対することを決めた。眠主党は昨年、一部造反議員を除き、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出をそれぞれ可能にする原子力協定に賛成したほか、与党時代にベトナムなどへの原発輸出を推進する協定を結んだことがあるが、今回はこれまでの方針を撤回し、180度転回することになる。撤回の理由は分かっていない。
(論説主筆:毒舌冷笑悪態亭亭主)