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yanxia2008

【異常だ】

2013.2.6(水)

 法的にも内容的にも違うのは承知だが、同じ情報漏洩でも、片や国税局職員は逮捕され、片や原子力寄生庁の幹部は訓告ぐらいで大手を振って実家(文科省)に里帰りって、何だかおかしいと思いませんか?

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月収20万円で豪遊?情報漏洩容疑で逮捕の元国税マン

b_kimura, 23rd 2月 2013

【衝撃事件の核心】スイス製の時計、リムジンを満喫、高級焼肉店での食事-。税務調査の対象者に内部資料を漏洩(ろうえい)したとして逮捕された税務署元事務官は、インターネット上で浪費三昧の私生活を自慢げにつづっていた。国税局の“お堅い”イメージからかけ離れたド派手な散財ぶりだが、実態は月収20万円ほどの若手公務員にすぎなかった。「浪費が半端ない」と自慢げに語るネット上での姿は、はたして虚構か真実か。

資料を持ち出し、ホステスに手渡し

 東京地検特捜部が6日に国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕したのは、東京国税局麻布税務署元事務官、塩法的にも内容的にも違うのは承知だが、同じ情報漏洩でも、片や国税局職員は逮捕され、片や原子力寄生庁の幹部は訓告ぐらいで大手を振って実家(文科省)に里帰りって、何だかおかしいと思いませんか?田圭介容疑者(24)=大阪府寝屋川市。逮捕容疑は、同署が税務調査を行っていた対象者に対し、東京都内で所得

税の税務調査資料を渡し、職務上の秘密を漏らしたとしている。

 関係者によると、調査資料を渡していた相手はホステスだったという。「飲食店で手渡していたが、塩田容疑者はこの女性の税務調査は直接担当していなかった。ただ、女性とは知り合いだった可能性がある」。捜査関係者は当時の状況をこう説明する。

 通常、税務調査は2人が1組になって行うが、担当者ではなかった塩田容疑者は調査とは別に機会を設け、署内から持ち出した内部資料を手渡していたとみられるという。

「一身上の都合」で退職

 関係者によると、塩田容疑者は大阪府内の工業高校を卒業後、簿記の専門学校に進学。平成21年4月、東京国税局に採用された。

 東京国税局によると、高校卒業後に採用された場合、税務大学校での研修などを経て事務官として約5年勤務した後に調査官の肩書になる。22年3月から塩田容疑者が勤務していた麻布税務署は、高額納税者や法人数が多く、大規模署とされる。個人の所得税の税務調査に関する事務を担当していた。

 事件は内部監察で発覚したが、塩田容疑者は昨年12月、「一身上の都合」として退職。その理由は明らかにはなっていないが、内部調査や特捜部の捜査を察知したのではないとされる。

 一方で、塩田容疑者は、ネット上で“別の姿”も見せていた。

「会計事務所就職」はウソ、写真も無断転載

 塩田容疑者は交流サイト「フェイスブック」上で逮捕前の昨年12月、突然、大阪市内の女性と婚約したことを公表する。女性との仲むつまじい写真を掲載しており、「女性の誕生日に合わせて入籍する」として結婚式への出席を呼びかけていた。

 一方で、退職後も東京-大阪間を行き来していたとみられ、東京・銀座の焼肉店での食事の様子を報告している。

 1月中旬、新たな就職先に決めたのは東京・銀座の会計事務所。フェイスブックに「悩みました。決断しました。大阪からまた東京飛びます。(中略)経営相談、事業相談、相続対策、コンサルティングさせて頂きます。今年一年飛躍致します」と意気込みを綴っていた。

 ただ、この書き込みは虚偽で、掲載していた写真は事務所のホームページからの無断転載だった。

 この会計事務所によると、昨年12月、個人資産の担当部門の採用に転職斡旋(あっせん)会社を通じて応募があった。ただ、公認会計士など業務に関する国家資格がなかったことから、書類審査で落とされ、面接選考に進むことはできなかった。

 「前職の税務署で個人資産を扱っていたので斡旋会社から推薦は来たが、採用は見送った」。事務所の担当者はこう話し、「事件後の問い合わせで知った。(書き込みが)何の目的かは分からないが、迷惑をかけられずに済んでほっとしている」と続けた。

 関係者によると、塩田容疑者は東京国税局を退職後は無職だったとみられる。

女優にフェイスブックで“アプローチ”

 フェイスブックで積極的に情報発信を続ける中、際立っていたのは“軽いノリ”だった。

 若手女優に「めちゃ可愛いくて、タイプです!大阪から出て来たばかりで、東京のこと全然知らないですが、仲良くしてください」とメッセージを送信したり、有名芸能人の写真を突然掲載し、「みなさん応援してあげてください」と呼びかけたり-。

 プレゼントと称して海外ブランド「エルメス」のバッグの写真を掲載し、スイスの高級時計「ウブロ」の写真とともに「最近浪費半端ない。お金は大事やな。がっつり稼ぐで~」などとも書き込んでいた。

 ただ、「塩田容疑者と同世代の職員は月給約20万円程度で、25万円を超えることはない」(東京国税局)といい、捜査関係者も「虚実入り交じっている」と判断。「特に本人が写っておらず、ブランド品だけの写真は本当かどうか定かではない」と懐疑的な見方だ。

 東京国税局では、職員による交流サイトへの書き込みは「守秘義務に違反しなければ問題ない」という姿勢だが、塩田容疑者の書き込みについては「(特捜部が)捜査中なのでコメントできない」としている。

 今回の事件の引き金は何だったのか。調査対象として知り合いの名前を見つけた塩田容疑者が女性に近付く目的で誘い出したのか。女性側からの要求に応じたのか、それとも他の理由があったのか。

 ある捜査関係者は塩田容疑者の書き込みを「現代の若者の心理は分からない。ただ、見えっ張りであることは確かだ」と評した。特捜部は漏洩の背景や動機、金銭の授受も視野に捜査を進めている。

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