2012.6.6(水)
保安院、40年超の美浜原発2号機の運転延長を容認の構え。規制庁発足まで空白を作ってはならないとの不思議な論理。「どさくさ紛れの無銭飲食」だ。 どうも保安院は、都合の悪いことは健忘症になる悪い癖があるのか、40年超だった福島第一・1号機がついこの間爆発事故を起こしたことさえ、もう忘れてしまったらしい。保安院をストレステストにかければ0点どころか、マイナス100点なのに……。
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保安院、40年超運転を容認へ 関電美浜原発2号機で
2012年06月06日 共同通信
7月で運転開始から丸40年となる関西電力美浜原発2号機(福井県)について、経済産業省原子力安全・保安院は6日までに、40年を超えて運転しても安全性を確保できるとした関電の評価を妥当とする方針を決めた。6日午後の専門家会議に報告書案を示す。
東京電力福島第1原発事故後、40年を超える運転を認めるのは初。福島事故では老朽化による影響は明確ではないとして、保安院は新たな対策を求めていない。だが事故原因の解明は十分とは言えず、そうした中で40年超運転を認めることに批判が強まりそうだ。