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  • yanxia2008

【世論調査〜実施時期が問題だ】

2017.3.28(火)

 森友学園問題を受けて、各社が一斉に内閣支持率の世論調査を実施しています。

 この問題・事件の不可解さからか、内閣支持率は概ね1〜10ポイント下げ、不支持率は0〜9ポイント上がっています(日経だけ支持率が上がっていますが、同社の別の緊急アンケートでは23ポイントも下げています)。

 支持率調査結果は画像でご覧ください(参考までに、一昨年夏、安保法案問題で支持・不支持率が逆転したときの数字を掲げておきました)。

 ただ、安倍政権は、支持率低下が微減かほぼ横ばいで、野党の支持率も上がらなかったことから影響は限定的として、野党の追及を正面から受け止めず、問題を先送りする戦略で逃げ切りを図ろうとしています。

 しかし、よく見ていただきいのは、ほとんどが3月23日の「籠池証人喚問」以前の調査であること。  すべてが喚問後(3/25〜3/27あたり)に実施していれば、もっと数字は上がったかも知れません。  いささか強引な戦略と思われます。

 もっとも、不肖・毒舌亭は、世論調査そのものがブラックボックスの中にあり、調査に対する信頼感を持ち合わせていないことは言っておかなければなりません。

 つまり、調査機関内部で恣意的なデータ操作はないか、若しくは本当に実施しているのか、設問に恣意的・誘導的なものが入っていないか、RDD方式という固定電話限定の調査方法は妥当なのか 、いかに統計学的に有意性が確保できると言われても、たかだか1000人前後の調査は妥当なのか、などです。

 参考までに、最下段の虚妄新聞及び福島民報・福島テレビ、日本農業新聞の数字に注目してください(こちらの方が実態に合っていると思います)。

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