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  • yanxia2008

【避難者支援で内堀知事の顔が見えない】

2015.6.13(土)

 内堀新知事は優秀な人。私も知ってるし万人が認めるところだろう。理論に優れ人柄も良い。復興財源の確保などさまざまな努力も認めよう。  だけど、被災者・避難者支援対策及び被爆対策については、いささか疑問符がつく。  「自立」を名目に避難指示を17年3月で解除する政府方針に対して抽象的な発言。  将来像が明確に打ち出せる段階に至ったなら、もちろん解除は「あり」だろう。  しかし、そんな状況には全くないのが実情ではないか。  就任時「現場力」を重視すると言われたが、被災者・避難者支援対策の「現場」は、被災者・避難者そのもの。  この人達の心に寄り添った行動なくしては、発言の意義を失う。  部下職員をして「避難者の声を聞く公聴会の開催は国の所管」などと、よもや言わせてはならない。  県が、あなたが「独自にやる」と言えばすぐにできる。それこそ国に対する「県の自立」ではないか。  このままでは内堀知事の顔が見えない。哲学が見えない。  知事になった以上、もう官僚ではない。政治家なのだ。  政治家の言葉を聞きたい。あなたの奮起に期待せざるを得ないから、あえて言わせていただく。

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