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【NHK堀アナ退職】

March 20, 2013

2013.3.20(水)

 

 

◉ NHKには2つの性格=


【A】必ずしも視聴率に踊らされず、民放ではできない硬派の番組をも制作・放映しうる能力を持った組織であること
【B】東大閥が跋扈し、役所以上に官僚主義が強固な組織であること
があります。
 堀アナ退職の問題は、そのうちBの測面が発揮された好例でしょう。
 残念ですが、堀さんの能力・行動力をもってすれば、他分野であっても活躍できる場がきっとあります。頑張ってください。
 http://www.daily.co.jp/gossip/2013/03/20/0005827916.shtml

 

◉ それにしても、Twitter(メールでもfacebookでも同様です)職務アカウントの付与・運用は、実に難しい問題を孕んでいることを実感させられます。
 https://www.facebook.com/Kazuhiro.Itami.Journal/posts/384525304904468

 

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NHK堀アナ退職 原発映画が原因?

2013年3月20日 デイリースポーツ

 

 

 NHK「ニュースウオッチ9」のリポーターなどを務めた堀潤アナウンサー(35)が、4月1日付で退職することが19日、分かった。NHKによると退職理由は「一身上の都合」。今月18日に退職願を提出し、この日までに受理された。退職後については「インターネットを使った次世代の情報発信を確立したい」と説明しているという。

 堀アナは昨年6月から、NHKの人材育成プログラムを利用し米・カリフォルニア大に留学、東京電力福島第1原発事故などを題材にしたドキュメンタリー映画を製作した。現地で市民向け上映会を企画したが、NHKは「留学の成果を大学外部で上映することは留学の目的から逸脱している」と認めなかった。

 堀アナとNHKの関係はそれ以前からぎくしゃくしていた。堀アナはツイッターなどで社会問題や報道に対する率直な意見を度々発表。3月11日には、2年前の福島第1原発事故の際のNHKの報道のあり方を批判した。復帰後の4月から「きょうの料理」などを担当することになっていたが、今月16日のツイートで「僕が制作した映画や一連ツイートの件で、春からの番組収録もペンディングだと告げられました」と番組を降板する可能性を示唆、上司と面談することを明かしていた。

 

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伊丹和弘の論評・雑文ページ

2012年3月28日

 

NHK堀潤キャスターのツイッターアカウント閉鎖に関する考察

 

 ツイッター(https://twitter.com/itami_k)に書いたものを中心に、まとめた記事です。

 僕が最初にこの件に興味を持ったのは、堀潤さんが3月16日投稿した以下のツイートが公式RTされてきたのがきっかけでした。

 「報告です。以前もお伝えしましたが、3月末をもって「Bizスポ」を卒業します。このtwitterアカウントは「Bizスポ」キャスターとしてのものでしたので、番組終了にともないクローズされることになりました。残り少ない期間ですが、みなさんこれからも宜しくお願い致します!」
  https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN/status/180598273176899584

 

 これに対し僕は、
「ちょっと驚きました。NHKが許可するのは部署(部門)ごとのアカウントとは聞いていましたが、個人名アカも、職務が外れると閉じてしまうとは! @nhk_HORIJUN このアカウントは「Bizスポ」キャスターとしてのものでしたので、番組終了にともないクローズされることになりました。」
  https://twitter.com/#!/itami_k/status/180976283147186176
とツイート。関心が再燃したのは、津田大介さんの以下の2つのツイートがきっかけです。

 「堀さんのツイッタークローズさせるとかありえないだろ。NHKの報道なのか、編成なのか、上層部は納得のいく説明ちゃんとするべきだと思う。」
  https://twitter.com/#!/tsuda/status/184691658242273280

 「朝日新聞ですら記者のツイッター公式に認めたっていうのに、逆行してどうするよっていう話だよなまったく。」
  https://twitter.com/#!/tsuda/status/184695598056873984

(ですら・・・w)

 これについて以下のような連投をしました。

 「朝日新聞の記者アカウントは記者個人に許可されたものなので、僕のように部署が変わっても、そこでつぶやいていきます。一方、NHKは職務に対してアカウントを許可している。だから部署が変わるとそのアカウントを閉じることになる。

 朝日新聞の方が自由度が高いけど、NHKをそれでもって批難する気にはあんまりなれない。職務に対するアカウントは朝日も首相番とかあるし。ただ、それなら堀潤さんの名前ではなく、「BisSPO-caster」とかいう共通アカウントを作って、「中の人」を変えていくのが良かったとも思う。

 ツイッターなどSNSは個人のメディア。物事への判断は書き手だけ。一方、新聞やテレビは組織ジャーナリズム。物事への第一判断は現場でやるけど、それをデスク→所属長が追認したり、修正したりする。だから突き詰めていくと、SNSと組織ジャーナリズムがコンフリクトする場面が多々ある。

 コンフリクトしつつも、そこは敢えて整合性を求めず、ともかく走っているのが、現在の朝日新聞の記者ツイッターなのかな、って思っています。まぁ、そこは確かに津田さん @tsuda がおっしゃるように変わろうとしているのでしょう。」

 また、同僚の丹治記者も、以下のようにツイート。
 「NHKの堀潤アナ(@nhk_HORIJUN)がBizスポから担当替えのため、ツイッターのアカウントを閉鎖。個人アカウントでもあくまでも職務従属というNHKの考え方が徹底している感。ただ社会活動の単位は最終的に「個人」である以上、その基準で運用するのはいろいろ大変だろうなとは思う。」
  https://twitter.com/#!/tanji_y/status/184695544298475520

 「@tsuda ソーシャルメディアは特に属人性高いですからね。組織に属しているなら異動はつきものだけど、異動した先でその人の個性や働きを見せる形が一番なじむ--というか、それ以外の運用は無理が出そうな気が。組織を辞める場合とかはまた別でしょうけど。」
https://twitter.com/#!/tanji_y/status/184700386010079233

 そして、津田さんは僕と丹治さんの投稿について以下のように述べる。

 「伊丹さんとか丹治さんのおっしゃることはもっともな部分もあるなと思いつつも、すげえ「組織ジャーナリズム」の話なので、たぶん一般の人にはほとんど共感されないんじゃないかとも思う。これは組織の問題というより、「情報を発信する組織」だからややこしい、とも。」
  https://twitter.com/#!/tsuda/status/184711059742015488


 そもそも、津田さんがNHKに苦言を呈すきっかけとなったのは堀潤さんの以下の2ツイートでした。

 「こうして皆さんにtwitterを通じて地震への備えや対応を呼びかけられるのもあと4日だと思うととても残念です。皆さん、どうぞ僕の呼びかけがなくなっても、揺れが起きた時には落ち着いて、慌てず行動せず、こうして声を掛け合い、情報を共有しながら、深呼吸して、身の安全を確保して下さいね。」
  https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN/status/184610282440626177

 「一生懸命このアカウント存続のために動いてくれた先輩は沢山いたのですが、そもそもBizスポのキャスターとして認められたアカウントだということで僕が番組を離れる今月末をもってクローズすることになりました。あと4日皆さんどうぞ宜しくお願いたします。またどこかでお会いできます!よね?笑。」
  https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN/status/184613958894895104


 そこで、もうちょっと考察を深めてみようと思って書いたのが連投した20のツイートでした。以下にそのツイートを中心に補足・編集しながらまとめます。

 NHKには堀潤さんのアカウント閉鎖を惜しむ声が多く届いたことでしょう。ツイートを読む限りNHK内部にもその声はあった。それをNHKがどう評価するかでしょう。

堀潤さんの過去ログをさかのぼると、非常に興味深いツイートがいくつかあります。以下、それを紹介していきます。

 発災翌日3月12日のツイート
 「【お知らせ】まもなく僕がここで地震関連の情報をツイートするようになって24時間が経ちます。当初は7500人余りの皆さんへのつぶやきでしたが一晩で初めましての方が増えました。こちらはNHK公式アカウントで情報の内容はNHKニュースです。放送内容と同様です。宜しくお願いたします。」
  http://twitter.com/nhk_HORIJUN/status/46541466272677888

 ちょっと飛んで8月12日の3ツイート
 「皆さん。こんばんは。お久しぶりです!今夜からツイートを再開いたします。お休みを頂いていたため、そして、NHK局内でツイッター運用に関するルールに若干変更がありましたので、しばらく「シーン」としておりましたが、今夜からまた宜しくお願いたします。」
  http://twitter.com/nhk_HORIJUN/status/105569049852911616

 「ツイッター運用のルール変更について質問が多いのでお答えします。ネットからの発信については多くの企業同様、NHKでもリスク管理のため様々な手続きを経ています。今回このアカウントに関しては「地震の呼びかけなど、情報を待っている多くの人たちのために柔軟な運用を継続」となりました。」
  http://twitter.com/nhk_HORIJUN/status/105585942995275776

 「個人的にはとても意外だった担当課の柔軟な判断に感謝しつつ、これからも皆さん宜しくお願いします。ということで、心配して下さった皆さん、大丈夫です!」
  http://twitter.com/nhk_HORIJUN/status/105587090200330240

 そしてさらに飛んで12月28日の4ツイート。この4つのうち最初の3本は削除されています。

 「お疲れ様です。Bizスポは今夜で年内最後です。震災を始めとして大変なことに次々と見舞われた1年でした。来年は良い年になりますように。新年は5日(木)から再開します。4日はBSのワールドWaveトゥナイトとコラボで「2012年世界はどう動く」(総合22:55~)を放送します。ビズ男」(削除済み)

 「ビズ男です。みなさんを困惑させてしまったようですね。ビズ男と堀キャスターは仲間ですが別人で、きょうは間違えて堀キャスターの公式アカウントでつぶやいてしまいました。堀ファンには失礼しました。ペコリ…。」(削除済み)

 「こういう形でツイートを再開するのは非常に残念です。実は僕のアカウントはID,パスワードともに上司の管理下にあります。上司でありBizスポ( @nhk_bizspo )の管理者でもある担当プロデューサーが同じパソコンで管理する私のアカウントから誤ってツイートをしました。」(削除済み)

 「私はこのアカウントでの情報発信をとても大切にしています。たくさんの方が、しばらくツイートが止まっていたことを心配して下さいました。有難うございます。88527人の皆さんに胸を張ってツイートができるまで、少しお時間を頂きますが私は元気にやっています。これからも宜しくお願いします」
  https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN/status/152009360971804673

 以下、ツイート内容などから、推測と分析をしてみます。

 当初、堀潤さんのアカウントは「キャスターのつぶやき」的な緩い内容が多い、いわゆる「番組に親近感を持ってもらおう」アカウントだったと思います。ところが、3.11を機に一気に報道の色彩を帯びる。フォロワー数も鰻登りに増加したことでしょう。

 ところが、8月あたりにNHKのツイッター運用が変わる。ツイート内容から推測すると、基本的に職務アカウントのみ公式とするが、堀潤さんのアカウントは例外的に残された模様です。たぶんこの段階では堀潤さんもアカウント閉鎖を覚悟(及びある程度の納得)をしていたのでしょう。「個人的にはとても意外だった担当課の柔軟な判断に感謝」と述べています。

 また、12月の削除済みツイートからは意外な事実が判明します。堀潤アカウントは本人ではなく、上司がIDとPWを管理しているようです。ちなみに朝日新聞の記者アカウントは当然のことながら個人が管理しています。

 (ツイッターには「Bizスポ終了も告げられ、アカ閉鎖もこのころ決まった感じを受ける」と書きましたが、これは年明けてからかもしれません)

 8月には閉鎖やむなしと思っていた堀潤さんも、その影響の強さなどを理解するにつれ、だんだんとアカ閉鎖には納得いかなかったんでしょうね。3月16日に「報告」  https://twitter.com/#!/nhk_HORIJUN/status/180598273176899584 したのは、フォロワーからの惜しむ声が多数寄せられ、それが閉鎖の方針に対する「圧力」にならないかと思ったのではないか、僕はそのように推測します。

 堀潤さんの現在のフォロワーは10万人超。この数は立派なマスメディアです。マスメディアである雑誌で、この数字に届かない週刊誌、月刊誌はあまたあります。というか、10万部を超す雑誌の方が珍しい。

 マスメディア内で、10万人読者がいるメディアを持つ個人が、暗に存続への指示を呼びかけることで、社内外で大きな反響が起きた。これをこれからNHKがどうとらえるか。「新たなメディアとしての可能性」なのか、「秩序を乱しかねない脅威」なのか。これによって今後が変わっていくでしょう。

 SNSでのメディア内個人による発信には「新たなメディアとしての可能性」「秩序を乱しかねない脅威」の両面があります。朝日新聞は前者に重きをおいて、SNSの積極利用に打ち出し、某ライバル紙などは後者を重視し、基本的には制限する方向で運用している。僕はそう理解しています。

 朝日新聞の判断は、もちろん理想のジャーナリズムはどうなのか、という面からという部分もありますが、格好良いことばかりではありません。部数減の中で、どうやったら光明を見いだせるか、という追い詰められた中での試みであり、そちらの側面が強いのかもしれません。もちろん、僕個人としては記者個人が自律・自立していくことが、結果的には朝日新聞のジャーナリズムに良い影響を与える、と僕は信じておりますが。

 一方のNHK。視聴率が悪くなって番組打ち切りということもあるでしょうが、受信料で支えられる経営の屋台骨が揺らぐことは決してない。なので、朝日新聞のようなインセンティブが働くかどうか、そこは分かりません。

 以上で推測部分(朝日新聞の部分も含む)を終わります。

 最後に、推測・分析を離れ、非常に個人的な感想を述べておきます。NHKはツイッターという個人メディアで、堀潤さんというイメージを社として利用したはずです。それを職務が外れたので閉じろ!というのはいかにもお役所的だなぁと思うのです。簡単に言うと格好悪い。ま、朝日新聞はそんなことはせんでしょうが(と牽制w)

 

 

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