2019.6.18(火)
香港の逃亡犯条例改正案に反対する200万人デモ。 香港市民700万人の約3割だから、日本だったら3500万人がデモをするのに相当する迫力。 それだけ、市民の自由を脅かす独裁、圧政や一国二制度をないがしろにしようとする傀儡政治の理不尽さに対する市民の憤りが沸点に達しているということだろう。
これだけの深刻な事態になってもなお林鄭月娥行政長官は撤回をしない。事実上の廃案と報じられたものの、本土政府の締め付けがきついのだろうか、頑なな態度はさらに困難を呼び起こすことになるだろう。
ゲーテの最後の言葉(Mehr Licht !)ではないが、「もっと光を」、「Farewell to the darkness(暗闇にさようなら)」と叫んでいるであろう香港市民にエールを送りたい。
ところで、Evergreen Music通算1213曲目は、1970年のBlake Edwards(ブレイク・エドワーズ, 1922-2010。)監督作品のミュージカル、恋愛映画「Darling Lili(暁の出撃) 」の主題歌。
エドワーズ監督は、『ティファニーで朝食を』『酒とバラの日々』が代表作で、ジュリー・アンドリュースの夫。 作曲はHenry Mancini(ヘンリー・マンシーニ, 1924-1994)。
ジュリーは最近では余り見られないオーソドックスな(正統派の)歌い込み。
曲は、元NHKアナウンサーで映画音楽評論家の関光夫さん(1998年没)の紹介で、大学生の頃、初めて聴いた。