2019.3.7(木)
私が初めて出会った(握手した)芸能人は、なんとあの伝説の朝ドラ「あまちゃん」にも出演した歌手・橋幸夫さんでした(その次が坂本九さん)。 地方公演先近くのスキー場でのこと。公演の合間のオフ・タイムを利用してスキーを楽しんでいたらしいです。
橋さんがデビューしたのは「60年安保」の年でしたが、その同じ年に、イタリアの歌手Mina(ミーナ, 1940-)の「Tintarella di luna」の日本語カバー「月影のナポリ」でデビューし、いきなり50万枚という大ヒットを放ったのが森山加代子さんでした。 その後『白い蝶のサンバ(1970)」(48万枚)などのヒット曲を出しましたが、6日、大腸癌のため死去されました。享年78歳、R.I.P.。
この方、洋楽ベースの曲を中心に歌っていましたが、とりわけ異彩を放ったのが、「ズビズビズー」「パイのパイのパイ」など、何度聴いても意味不明な奇妙奇天烈ソング群です。 まるで大橋巨泉の「みじかびの、きゃぷりてとれば、すぎちょびれ、すぎかきすらの、はっぱふみふみ」と同系列の代物としか思えません。
ちなみに次の曲「じんじろげ」は、大正時代に来日したインド人が歌っていた「ヒラミルバニア」という歌を京都の三高生が聞き覚え、同校野球部の応援歌に焼き直したものを元歌としているようですが、まったくもって「わけわかめ」ですね。参考までに歌詞を付しておきます。 ということで、今朝何を食べたか、すっかり忘却の彼方なのに、数十年前のことはくっきりと脳裏に浮かんでくる毒舌耄碌(もうろく)亭の思い出話は、これにてジ・エンドといたします。
♪ちんちくりんのつんつるてん まっかっかのおさんどん お宮に願かけた 内緒にしとこう ジンジロゲーヤ ジンジロゲ ドーレドンガラガッタ ホーレツラッパノツーレツ マージョリン マージンガラチョイチョイ ヒッカリコマタキ ワーイワイ ヒラミヤパミヤア チョイナダディーヤ ヒラミヤパミヤア チョイナダディーヤ チョイナダディーヤ チョイナダディーヤ