2019.1.30(水)
これまで洋画が続いたが、Evergreen Motion Picture通算7本目は邦画で、寅さんシリーズ第7作「男はつらいよ 奮闘篇」(1971年)。
マドンナとして出ていたのは、榊原ルミ(現在67歳)。 青森津軽から静岡三島の紡績工場に就職した知的障害のある花子役を演じ、寅さんとのほのぼのとした交流シーンを好演した。
お馴染みリリー役の浅丘ルリ子や竹下景子、吉永小百合、松坂慶子、栗原小巻、大原麗子ら華やかなマドンナたちと比べると地味だが、毒舌亭には好ましく映ったものだ。
ロサンゼルスに移住していたが、今は11年間の米国生活に終止符を打ち、帰国しているようだ。 昨年、テレ朝系「特捜9」(井ノ原快彦主演)にゲスト出演しているのをたまたま観た記憶がある。
なお、「男はつらいよ」は、今年12月29日に4Kデジタル修復を実施した50周年記念松竹正月映画「おかえり、寅さん(仮題)」として復活する予定だ。
山田洋次監督は「観客は、今まで映画に登場したすべての人に会える」と言っているから、若き榊原ルミにも会えるかと思うと、今から楽しみだ。
* 写真は毒舌亭自作のDVDラベル画像。