2019.1.11(金)
年末の世界同時公開映画「ボヘミアン・ラプソディ」でリバイバル・フィーバーを巻き起こしたクイーン。 正月に入るや、この映画でゴールデングローブ賞作品賞、主演男優賞を獲得したかと思いきや、今度はメンバーのブライアン・メイが辺野古の新基地建設を巡るホワイトハウスへの嘆願署名を呼び掛けた。お達者ですなあ。 映画といえば、名画座便りを久し振りに再開することにした。 再開第一作は、米アカデミー賞に敬意を表して、第一回作品賞受賞作「つばさ(原題:Wings)」。1928年公開、監督はウィリアム・A・ウェルマン。 空中戦映画の先駆的な超大作として映画史上に名高い作品で、監督自身の第一次大戦でのパイロットとしての従軍体験がよく反映されたモノクロ、サイレント作品だ。 主演はクララ・ボウ。モダン・ガール、いわゆる「モガ」で売り出したセクシャルな女優。 戦争を題材にしてはいるが、思いのほかラブ・コメディ的なタッチの映画で、90年前の映画なのに、意外に楽しめた(写真は半自作のDVD風ラベル)。