2018.11.3(土)
怒り狂う人だけでなく、突っぱねて冷笑的に見る人、疑問を感じる人・・・、県民は少なくとも「複雑な思い」を抱いたのはないか? よほどの「お友達」以外、手放しで祝意を表する人は皆無に近いのではないだろうか。
70歳到達を今か今かと待っていたかのように前知事に旭日重光章。
この人は、それまで原発政策に異を唱えてきた県の「エネルギー政策検討会」を途中からねじ曲げ、フクイチ3号機へのプルサーマル発電導入を受け入れ、結果、この美しい大地にプルトニウムなど放射性物質をまき散らし、膨大な数の被災者、避難者を生み出した張本人の一人、我が県民が被った災難の戦犯の一人だ。
震災後はあたふた、オタオタするだけでリーダーシップが取れず、市町村からの信頼を得られず、前任、後任知事が7〜8割の支持率を得たのに比し遙かに低い支持しか得られず、追い込まれて三選出馬を断念。
その人に叙勲とは、いかにも原発推進内閣の考えそうな論功行賞ご褒美ではないか。 陛下がもし稟議書に直に決裁するとすれば御璽を押されるとは思えない。
報じる「県民紙」を名乗る福島民報、福島民友共に「不眠不休」だの「陣頭指揮」だのと手放しで褒め称える記事。 両社にFB友の記者がいるが、皆さんにあえて申し上げる。 「追銭を与えるなんて、おかしいだろ、これ?」
と街角でぶち上げている人がいるのを見かけました。 不肖・毒舌亭も同感です。
