2018.10.16(火)
利権とか財産などというものは、とかく災いの元ですな。 昨年7月に亡くなった作曲家の平尾昌晃さんの不動産や印税の遺産相続をめぐり、平尾さんの後妻と、前妻との三男の間で争いが泥沼化しているという。胡散臭い話。 相続は「争続」の基(素)。私のように大してない方がよろしい。 ところで、その故平尾正晃さんが1960年にカバーヒットさせたのがニール・セダカの「恋の片道切符(1959)」。 今で言うシンガーソングライターだったニールにしては珍しく他作曲家(ジャック・ケラー)による作品で、日本でのみヒットした。
Evergreen Music通算1184曲目は、1979年に、これをファンキーなディスコ・ミュージックに仕立てたイラプションのカバー・バージョンを。全英9位。
なお、1977〜1982年ぐらいはブラック・コンテンポラリーの台頭期と言われ、ディスコ・ミュージックが流行ったが、85年位になると飽きられて、ユーロ・ビートに移行していったのは記憶に新しい。
ディスコやユーロ・ビートと言えば、日本ではバブル全盛時代に、「お立ち台」や「ボディコン」「マハラジャ扇子」で有名な「マハラジャ(店名の命名者は、かのデヴィ夫人だそう)」があったが、どういうわけか、最近は仙台や京都などでまた復活しているそう。 まあ、消費増税の影響で、そのうちポシャるでしょう。
もろもろ前説が長くなりましたが、一言で言えばB級音楽なので(歌は上手いです)気楽にお聞きください。