2018.9.3(月)
若手の実力派女優に、高畑充希(26)がいる。 朝ドラ「トト姉ちゃん」(2016年上半期)のヒロイン、同「ごちそうさん」(2013年下半期)のヒロインの義妹役を務め、今はNTTdocomoのCMでX JAPANの「紅」を絶叫している。
懐メロ番組でも今はほとんど採り上げられることのない昭和の歌通算12曲目は、歌手でもある彼女によるカバー・バージョン。 オリジナルとは違う自然体の歌いぶりで、これはこれとして好感が持てる。
その曲は、中島みゆきの昭和52年(1977)の名曲「ホームにて」。 帰省の曲だが、歌詞をよく聴くと、都会で不安定な生活を強いられ、都会にもふるさとにも居場所がなく帰ることができない人の絶望的に寂しい歌のようにも思える。
もちろん、中島のオリジナルも同封。聴き比べるのも一興(中島は会社の著作権管理が厳しく、YouTubeには見当たらないので、中国のサイトから)。
なお、中島は札幌の女子大時代(プロ・デビュー前で「コンテスト荒らし」をしていたころ)、アルバイトでコンサート・チケットのもぎり嬢をしていたと札幌で武田鉄矢に聞いたことがある(実話)。