2018.8.26(日)
1971年の製作だが、肝心の英国・米国では惨憺たる失敗に終わったものの、とりわけ日本と南米では大ヒットした変わり種の英国映画が「小さな恋のメロディ」。
宮沢りえ主演の日本の『ぼくらの七日間戦争』(1988)に通じる「大人社会からの独立戦争」という趣がある映画だった。
主演はマーク・レスターとトレイシー・ハイド。 特にマークの美少年ぶりに女性陣が熱狂し、映画はテレビで何度も再放送された。
そのマーク君も10年足らずで引退し整骨院長となり早40年。先月、還暦を迎えた。 来年俳優にカムバックするとの話もあるようだ。 目の辺りは当時をやや偲ばせるものの(写真右)、もはや完全に「おっさん」である。人生の宿命である。
Evergreen Music通算1175曲目は、この映画の中の運動会のシーンで流れるビージーズのこの曲(メイン・テーマ「メロディ・フェア」、挿入曲「若葉のころ」は既出)。
ギブ3兄弟で結成されたビージーズも、うちモーリスとロビンの2人が死去し6年前に消滅した。