2018.7.22(日)
映画音楽として使われたクラシック音楽は山ほどある。 なかでも、特に効果的に使われた例としては、 ● 2001年宇宙の旅 / リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 ● 地獄の黙示録 / ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」から「ワルキューレの騎行」 ● アマデウス / モーツァルト「レクイエム ニ短調 K. 626」 ● アニー・ホール / モーツァルト『ジュピター 第4楽章』 ● プラトーン / サミュエル・バーバー「弦楽のためのアダージョ Op.11」 ● 戦場のピアニスト / ショパン「夜想曲 第20番」 ● 時計じかけのオレンジ / ベートーヴェン「交響曲第9番 第2楽章」 ● ベニスに死す / マーラー「交響曲 第5番」から「アダージェット」 ● チャップリンの独裁者 / ブラームス「ハンガリア舞曲第5番」 ● みじかくも美しく燃え / モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」 などなど。
同様に使われたのが、ブラームスの交響曲第3番第3楽章 Poco allegretto(ポコ・アレグレット)。
1961年の仏米合作映画『Aimez vous Brahms? (Goodbye Again)』(邦題『さよならをもう一度』)で使われた。
さらにこの曲、クラシックとしてだけでなく、スタンダード、ジャズ、シャンソン、ラテン・ロックとしてもカバーされた名曲。
Evergreen Music通算1168曲目(同じ曲につき、まとめて)で、そのバリエーションをお楽しみあれ。
(スタンダード・ナンバー) ♬ Take My Love / Frank Sinatra(フランク・シナトラ)
(ジャズ)(イントロ部分。歌唱部分は「行かないで」)