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yanxia2008

【常緑音楽館便り】#1168〜ブラームスはジャンルを超えて

2018.7.22(日)

 映画音楽として使われたクラシック音楽は山ほどある。  なかでも、特に効果的に使われた例としては、  ● 2001年宇宙の旅 / リヒャルト・シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」  ● 地獄の黙示録 / ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」から「ワルキューレの騎行」  ● アマデウス / モーツァルト「レクイエム ニ短調 K. 626」  ● アニー・ホール / モーツァルト『ジュピター 第4楽章』  ● プラトーン / サミュエル・バーバー「弦楽のためのアダージョ Op.11」  ● 戦場のピアニスト / ショパン「夜想曲 第20番」  ● 時計じかけのオレンジ / ベートーヴェン「交響曲第9番 第2楽章」  ● ベニスに死す / マーラー「交響曲 第5番」から「アダージェット」  ● チャップリンの独裁者 / ブラームス「ハンガリア舞曲第5番」  ● みじかくも美しく燃え / モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」 などなど。

 同様に使われたのが、ブラームスの交響曲第3番第3楽章 Poco allegretto(ポコ・アレグレット)。

 1961年の仏米合作映画『Aimez vous Brahms? (Goodbye Again)』(邦題『さよならをもう一度』)で使われた。

 さらにこの曲、クラシックとしてだけでなく、スタンダード、ジャズ、シャンソン、ラテン・ロックとしてもカバーされた名曲。

 Evergreen Music通算1168曲目(同じ曲につき、まとめて)で、そのバリエーションをお楽しみあれ。

(ジャズ)(イントロ部分。歌唱部分は「行かないで」)

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