2018.5.15(火)
綾小路きみまろさんはこうおっしゃいました。
「あの衝撃的な結婚披露宴から、早40年。あの日のあのプロポーズ。 あの日に帰って断りたい!」と。
安倍総統、何の「報連相」もしなかった不届き者の柳瀬さんに、改めてこう言い渡しなさい。
「あの適材適所の総理秘書官辞令交付から、早5年半。あの日のあの辞令書。 あの日に帰って撤回したい。カネ返せ」と。
ごめんなさいねぇ、冗談が言えないのです。口数が多くて言葉が足りないのです。
と、実に久しぶりに毒を吐いたら少しスッキリしました。。。
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柳瀬元首相秘書官の大ウソ=安倍首相に報告しない・首相から指示ない・メモ取らない・名刺交換しない
2018年05月11日 BLOGOS
加計学園問題で、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)が昨日(5月10日)、国会の参考人招致に応じ、加計学園関係者と首相官邸で計3回会ったことを明らかにしました。柳瀬氏は、加計孝太郎氏と安倍首相が親友との認識はあったと認める一方、加計学園関係者との面会を安倍首相に報告したり、指示を受けたりしたことはなかったとし、安倍首相の関与を重ねて否定しました。この参考人招致について全経済産業省労働組合副委員長の飯塚盛康さんが感想を書いてくれたので以下紹介します。 私は柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)と一面識もありませんし、この方について良い評価も悪い評価も含めて聞いたこともありません。しかし、昨日の国会での答弁は元経済産業省の職員として見てひどいと思いました。 柳瀬氏は、「人と会うときは全員と名刺交換はしない」と言っていますが、少なくとも経済産業省の職員でそんな失礼なことをする人を私は見たことも聞いたこともありません。 時事通信の報道によると、愛媛県知事が柳瀬氏の名刺を公表しました。愛媛県側に柳瀬氏の名刺があるので、柳瀬氏は愛媛県側に自分の名刺を面会時に手渡したのだが愛媛県側の名刺は出して来たが受け取らなかったことになります。これだとさらに失礼な人になってしまい首相秘書官、経済産業省審議官どころか一般の社会人として通用しないことになります。 また、柳瀬氏は、面会しても「メモを取らない」と言っています。首相官邸で面会したとき、柳瀬氏が一番上の職責なので柳瀬氏本人が「メモを取らない」ことはあり得ると思いますが、面会に同席していた部下が必ずメモを取っています。面会後、そのメモは柳瀬氏本人に手渡されて内容を必ず確認しますので、柳瀬氏本人が「メモを取らない」ことはあり得ますが、面会の「メモはある」ので誠実な答弁ではありません。 柳瀬氏は、「総理から指示もされないし報告もしない」と言い、「私は総理秘書官時代、物理的に日本にいないとか、物理的に時間がないということはあったかもしれませんが、私が動いている限りはアポイントの申し入れをお断りしたことはございません」とも言っています。 首相秘書官が、安倍首相に無断で勝手に安倍首相の友人からのアポを受けて勝手に首相官邸で会うということは、民間企業に置き換えれば、社長秘書が、社長に無断で勝手に社長の友人からのアポを受けて勝手に社長室で会った上に、会ったことも社長に一切報告しないことになります。こんな非常識な社長秘書は存在しないでしょう。 国家公務員の世界で言ってもこんなことはあり得ません。首相秘書官とはいえ、組織の人間なので、こんなことをする人は、人事評価で最低ランクになるでしょう。
谷査恵子さんが籠池氏から依頼された内容を財務省に問い合わせてFAXで結果を報告したことも、柳瀬氏が加計学園や愛媛県や今治市と面会したことも、すべて「上司の指示もなく、報告もしないで、個人が勝手にやったこと。そして本人が書いた書類もメモも記憶さえもない」ということになっているのです。 経済産業省はそういう職員ばかりなのかと批判されても仕方ないですよ。 私は経済産業省の職員は仕事に対して前向きで(方向性が間違っていることも多々ありますが)、人あたりも良く、優秀な人が多いと思っています。 昨日の柳瀬審議官の国会での発言は、経済産業省の職員のプライドを傷つけるものです。 これは、彼個人を責めるのではなく、こういうことをやらせる安倍内閣そのものが責められるべきものだと思います。 この間の虚偽答弁・公文書改ざん・法案に直接関わるデータねつ造・セクハラでも安倍内閣はしぶとく粘っています。 昨日の柳瀬氏の国会答弁を聞いていて安倍内閣が倒れては困るのは、経済産業省のキャリア官僚ではないかと思いました。 第2次安倍内閣になって経済産業省は官邸を牛耳り、官邸主導による産業競争力会議や規制改革会議などを通じて自分たちのやりたい施策(社会保障費の削減、年金積立金を使っての株価操作、労働者保護の破壊、国家戦略特区による規制緩和等)を進めてきました。 前から経済産業省は他省庁の縄張りにまで口を出すので霞が関の嫌われ者でしたが、官邸を牛耳ることによって大手を振って他省庁の庭先に入り込むことができました。 その結果、今は経済産業省に対する他省庁の恨みつらみは頂点に達しているのではないかと思います。 もし、安倍内閣が倒れたら、経済産業省に対するさまざまな攻撃が始まるのではないかと戦々恐々の日々を過ごしていて、そのため、恥も外聞もなく安倍首相を支えるのに必死なのではないでしょうか。 しかし、柳瀬氏は明らかにウソを言っています。首相秘書官であった人間に国会でウソを言わせた以上、内閣総辞職以外の結論はあり得ないと思います。 首相秘書官であった人間が国会で平気でウソをついていいということになると、日本という国はウソが平気でまかり通る国、フェイク国家になるわけで、立憲主義や民主主義以前の独裁国家になってしまって日本はいいのかという次元の問題になってしまっていると思います。(全経済産業省労働組合副委員長・飯塚盛康)