2018.1.15(月)
単身赴任時以来の男やもめとなりほぼ半月、ひねもす我が身の栄養衛生体調等管理生活に追われてFBをほぼ休講中のところ、ようやく解消したので再開します。
九州大の吉岡斉先生が亡くなられました。 まだ若いのに痛ましい。R.I.P.
活躍ぶりは記事に譲りますが、「ムラ人」が跋扈する世界で非常に良心的な原子力学者でした。
東京電力の事故・不祥事を契機に本県で立ち上げた「エネルギー政策検討会」で平成13年に原子力政策について報告いただいたのをお聞きしたこともあります。
ご冥福をお祈りします。
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吉岡斉さん64歳=九州大教授 脱原発けん引
2018年1月14日 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故に関する政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)委員を務め、脱原発運動をけん引してきた九州大教授の吉岡斉(よしおか・ひとし)さんが14日午前8時すぎ、肝神経内分泌腫瘍のため、福岡市の九州大病院で死去した。64歳。葬儀は未定。
富山県生まれ。東大大学院修了。和歌山大助教授のほか、九州大では2010年4月から14年3月まで副学長も務めた。専門は科学史。日本の原子力導入の歴史を科学的に分析するアプローチで、原子力政策の問題点を検証してきた。
福島事故後に発足した市民団体「原子力市民委員会」では座長を務め、政策提言書「原発ゼロ社会への道」をとりまとめるなど脱原発運動をけん引してきた。