2017.12.10(日)
トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都であることを認定する決定をしたことに、中東はもとより世界各国の指導者から非難の声が高まっており、また様々な紛争が起こりつつある。
これに対し、アラブ世界とも密接な関係を続けてきた我が国の安倍政権は、これまで「国際協調主義に基づく積極的平和主義」を唱え、また、12月から安保理議長国になったにもかかわらず、「わが国としては動向に重大な関心を持って注視していく」と非難をせず、だんまりを決め込んだ。
トランプの決定は、明らかに安保理決議478に明確に違反する行為だというのに、こんなことで良いのだろうか。 どこまで「猛獣に盲従」し、「属国のふるまい」に徹すれば気が済むのだろうか。
福島県西郷村生まれの野村沙知代と剣劇女優・浅香光代や、富岡八幡宮の姉弟の大げんかの真似はしなくても良いから、言うべき事はきちっと言いなさいよ、と毒舌亭という人が叫んでいた。
そこで、この問題を考えるための参考資料として、私の個人サイト内に「国連安保理決議478号とエルサレム基本法」を掲載した。 ※ 邦訳がどこにも見当たらなかったので、いずれも私の仮訳。
◉ 国連安保理決議478号及びエルサレム基本法