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yanxia2008

【泉田さん、謀略に気を付けて】

2016.6.29(水)

 4選出馬を表明した新潟県の泉田知事についての同県加茂市長の談話です。  魑魅魍魎が跋扈する政治の世界では、極めてまともでまじめな意見です。  世の中が最近特におかしくなり、言うべきことも口に出すことを憚られるのが当たり前のような雰囲気になっているいま、あえてこのような発言に踏み切った同市長の勇気を評価します。

 「原発ホワイトアウト」の例を引くまでもなく、同知事の追い落としを虎視眈々と狙う勢力は様々な手を打ってくるでしょう。  物理的なものを含め、泉田さんは身辺に十分注意してほしいものです。

県市長会の泉田県政検証に小池加茂市長が反論、泉田知事の評価し4選出馬を支持

2016.6.29 

 小池清彦加茂市長は28日、記者会見を開き、4月に県市長会と県村長会の連名で「知事3期12年間に生じた問題」とした文書を泉田知事に届け、その内容を記者発表したことなどを受けて、「客観的見地から泉田知事を評価する談話」を発表し、泉田知事の4選出馬を支持した。

 「知事3期12年間に生じた問題」の文書は、県市長会と県町村会は、いずみだ裕彦後援会からの推薦依頼を受けたことで、これまでの知事の対応が自治体や県民にとってどのような影響と結果をもたらしたかを検証し、まとめたもの。5月27日に知事の秘書を通じて市長会副会長の妙高市長と町村会副会長の出雲崎町長が届け、さらに同日、記者発表した。

 文書では、子ども医療費・子育て支援にかかる県の市政、震災がれきの処理、北陸新幹線における国などとの調整をはじめとする多数を問題、課題として示し、「泉田知事の受け止め方の是非はあるにしても、我々市町村は、知事の政治姿勢や役割分担を無視した政策推進などに起因したものと理解せざるを得ないと考えており、知事がこのままの政治自生を続けるならば、さらに県政が混乱し新潟県が他県から取り残され、県民の生活に大きな影響が出ると危惧している。」など、市長会長の森民夫長岡市長と村町会長の渡辺廣吉蒸籠町長の連名で書いている。

 小池市長は、午後3時から加茂市役所で開いた会見で、談話とする文書を読み上げた。冒頭は、「この談話は、森市長会長さんや森会長さんと同じ意見の市町村長さんと争うための文書ではありません。」と記し、質疑応答のなかでも何回も繰り返していた。

 続けて「このたび新潟県の森市長会長と渡辺町村会長から、実質的に泉田知事を弾劾だんがいする文書が出され、県民に甚大な影響を与えていることにかんがみ、客観的に泉田知事さんを評価してみたものであります」と、発表の経緯を話した。

 市長会長と町村会長が出された文書は、森長岡市長が取りまとめられた文書とし、「4月20日の市長会の席上で突如、森会長から原案が示されたもの。それに対して、数人の市長が知事を非難する発言を行ったが、大部分の市長は発言をしなかった。このあと、森会長は入村副会長と久住見附市長に取りまとめていただくことで意見のある方は事務局まで連絡してほしいとのことでありました」。

 市長会終了後、小池市長は森会長に「わたしはこの資料の作成には加わりません」と伝え、森会長も了承した。そもそも、市長会で推薦を検討するための資料であり、知事に対する実質的な弾劾文書として直接、知事あてに出すものと思わず、ほかの市長もそうだったと思うとし、同文書で問題とされている内容についての反論と「泉田知事の優れた点について」などを記して泉田県政を評価し、知事の4選を支持した。

 報道機関からの質問では、談話発表の意図について、「森会長さんやほかの市町村長さんたちと争うために出したものではありません」と述べてから、「あの文章を見て実質的に泉田知事を弾劾する文書になっている」と言い、読んだ人から「泉田知事はだめですね」と言われており、極めて甚大な影響を及ぼしていると分析。不公平な評価を受けることは公正ではないと思う。さらに泉田知事の地元である加茂市の市長として、「地元の知事が不公平な仕打ちを受けているようでは、地元の市長としては公平にこういうことと申し上げなければならない」。

 また、この日の談話発表のタイミングについての質問で、同日に市長有志が森市長会長のところで話し合いがもたれるということだが、それを知っていたのかとの質問に、「まったく知りません」、「わたしはほかの市町村長さんたちと争うために出したわけではありません」。

 さらに参院選前にこういう検証の文書のが公表されることについてどう感じるかの問いには、「内容が公正なものだと思えない。知事さんを弾劾する内容になっておりまして、私の目から見れば妥当でないものが多い」。一方的に市長会長と村長会長が連名で出すと、市町村長がみんな泉田知事さんにそっぽを向いているという印象を与えかねないとして、「市町村長の総意ではない」との考えを示した。「なんでこんなに必死にこういう文章を出すのか、なんかほかに意図があられるのかないのかわからない」とも。

 小池市長から森会長が原案を出したときに、この内容は違うなどの指摘や抗議などしたのかとの質問には、「いたしておりません。森会長さんやほかの市長村長と争う気はありませんので」。ただ、最終的にどういう形になるのかという時には、全員の会議が開かれると思っていたと言い、「とくにこんなセンセーショナルな文章を出すわけですから、そういう時はなおさら開くべき。そうなればそこで言いますよ、こういう文書を出すことは適当ではないと。そういう機会はなかったです」と答えていた。

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