2015.10.16(金)
落語家の八代目橘家圓蔵さん(81歳)が、7日に亡くなっていたとの報道。
我々の年代には、圓蔵(円蔵)というより、「ヨイショの圓鏡」とも言われ未だに通用している「月の家圓鏡(円鏡)」時代の方が懐かしい。
ナンセンスギャグを連発し、特に初代林家三平の「ヨシコさん」に対抗して「うちのセツコが…」のギャグが世間に大当たりしたことが思い出され、なんとも懐かしいですね。
今日は、“Evergreen Music”ではありませんが、故人を偲び、落語「火焔太鼓」を。
火焔太鼓は江戸時代の小噺。 5代目古今亭志ん生が有名にしたもの(こちらの志ん生CDも持っています)。 「半鐘はいけないよ、おジャンになるから」がオチ。 R.I.P.
橘家圓蔵さん死去 「ヨイショ」や焼肉のタレのCMなど、お茶の間で人気
The Huffington Post 2015年10月16日
落語家の橘家圓蔵さんが10月7日、東京都内の病院で死去した。81歳だった。朝日新聞デジタルなどが報じた。
落語協会ホームページによると、圓蔵さんは1934年生まれ。本名は大山武雄。1965年に真打ちに昇進し、月の家円鏡を襲名した。NHKニュースなどによると、黒縁メガネがトレードマークで、相手を持ち上げる「ヨイショ」や妻をネタにする「うちのセツコが」などのギャグを持ちネタにし、落語以外でも「談志・円鏡歌謡合戦」(ニッポン放送)では故・立川談志さんとナンセンスギャグの応酬を繰り広げるなどテレビやラジオなど多方面で活躍した。また、「エバラ焼肉のタレ」のコマーシャルでおなじみとなった。