2015.6.29(月)
日本新聞協会と日本民間放送連盟が29日、自民党の報道威圧宣言に抗議声明。
なんということか。 私でさえ、25日には「日本新聞協会は直ちに声明を発表すべきだ」と主張したのに、なんで結論が出るまで4日もかかるのか。遅い! これじゃ新聞じゃなくまるで旧聞協会だ! 産経新聞に気兼ねし、協会としてまとめるのに手こずったとでもいうのか?
昨年来、政権のメディアコントロールにひたすらひれ伏し、報ずべきことを報じず、しかもあれだけ批判されながら幹部社員は総理との会食を性懲りもなく続ける(威圧宣言の前日24日にも会食している)とはなんというだらしなさか。
判断の遅れと共に、自分たちのふがいなさについても併せて謝罪すべきではないか。 「済みませんでした。我々はジャーナリストではありませんでした」と。
そしてこの記事を書いた朝日新聞よ、会食を重ねている蘇我政治部長らを処分し、併せてその経緯と社としての考えを発表せよ。 一方でもっともらしいことを書き、他方で悪さをしながら、頬かむりを続けるとは何事だ。だからエセ紳士と言われるんだ。 謝罪した慰安婦問題と同じくらい、新聞に対する信頼という点では重要な問題だ。
毎日新聞(朝比奈社長)等、他の大手メディアも同じだ。 (日本民間放送連盟が出したんだから、日本放送協会(NHK)も出すんだろうね?)
と口汚く呟くのは、他でもない毒舌悪態亭亭主その人のようだ。 おいおい君、少しおとなしくしなさい。
◉ 記事は時間経過で削除されるので、コピペしておきます。
朝日新聞デジタルより(6月29日)
報道威圧発言、日本新聞協会が抗議声明
自民党議員らによる発言について日本新聞協会編集委員会は29日、「憲法21条で保障された表現の自由をないがしろにした発言は、報道の自由を否定しかねないもので到底看過できず、強く抗議する」との声明を公表した。日本民間放送連盟の井上弘会長も「言論・表現の自由を基盤とする民主主義社会を否定するものであって容認しがたい」「日本の民主政治のレベルを誤解させかねない事態である」とのコメントを発表。日本記者クラブも声明を出した。 元政治部記者の日本テレビの大久保好男社長は同日の定例会見で、「自民党の議員からこういった発言が出るのは信じられない。自民党はどうなっちゃったんだろうかというのが率直な認識です」と述べた。