2014.12.21(日)
『鈴懸の径(すずかけのみち)』は、第二次大戦中の1942年に発売された灰田勝彦の歌謡曲で、戦時中にも関わらず戦時色が感じられない数少ない曲。
オリジナルの灰田の曲ももちろんヒットしたが、鈴木章治とリズム・エースのスインギーなジャズ・バージョン(1957)も大ヒットした。
私のiTunes Libraryには、これらのほか、石川さゆり、倍賞千恵子、ザ・ピーナッツのバージョンが収録されているが、日テレの「シャボン玉ホリデー」(1961-1972)などでよく歌われたザ・ピーナッツ・バージョンが最も深く記憶に残っている。
ここでは、鈴木章治版を。
なお、彼らのものは1957年吹き込み版が好きだが、音質の観点から、今日は、オールド・ジャズ・ファン垂涎の奏者たちによるスイング感あふれるクラリネットバトル版をお楽しみあれ。