2013.10.(月)21
月曜の朝なのに、相方と共に落ち込んだ。 広告批評の天野祐吉さんが亡くなった。 ユーモアタッチの短文に世相を鋭く突き刺す洒脱で心地よい文章書きだった。
名文書きの東の横綱が「天声人語」子なら、西の横綱は「CM天気図」子の天野祐吉さんだとさえ思っていた。
私のFB投稿でも、数カ月前、彼のこんな文章を紹介させていただいた。
「いまこの国は景気さえよくなれば、憲法を変えようが原発を再稼働させようが『ええじゃないか、ええじゃないか』の空気にあふれている」
昨年だったか、福島市のマスターズ大学でも軽妙なお話しを聞かせていただいた。
先日のやなせたかしさんといい、昨日の天野祐吉さんといい、実に惜しい方を相次いで失った。残念。
ご冥福をお祈りします。 合掌。