top of page
yanxia2008

【福島市内の主婦の会話(その1)】

2013.9.13(金)

 シェアさせていただきます。  私の後ほどアップする投稿写真とあわせてご覧ください。

​****************************************

浅野 弘一

2013年9月13日

福島市内の主婦の会話(その1):原発事故から2年6ヶ月経ったある夕方

A主婦「あんだん(貴女)どこ、除染、終わったがい?」  B主婦「私んどこは、未だこれがらだ」  A「遅いんだごと」  B「こないだ、市の代理人だとかいう人と請け負っている責任者と、それと実際に作業する若い人が説明に来てだっけ」  A「じゃ、始まんだ、良がったナイ(ね)」  B「だけんじょ(だけど)、それがらさっぱり来ねーんだ。忙しいんだべ、きっと」  A「そうだべな、あっちこっちでやってんがらナイ」  B「あんだん所は、どうだったい、下がったがい、線量?」  A「そうだナイ、少しは下がったナイ」  B「どのぐらい下がったんだい?」  A「家の中は半分ぐらいになったんだけんじょ、外の空気線量って言うのがい?それはあんまり下がんねー見てーだナイ」  B「そんじゃー、あんまり意味ねーべした」  A「だけんじょ、ハウスクリーニングして貰ってると思えば、有難いんじゃないがい?」  B「なるほど、タダでやって貰うと思えばナイ。庭の土は?」  A「剥ぎ取って、庭さ埋めだんだ。そして山砂さ被せだがら、ずーっと下がったワイ」  B「ほんだら、今度は外で洗濯物干せんナイ」  A「うんだナイ。私んどこは、昨年から諦めて干してっけっちょナイ」  B「そうがい。うじ(うち)は未だ、家の中で干しってがら、助かっこと」   ー今日は夕飯の支度をするから、これでおしまい。これから続くー

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page