2013.5.30(木)
国道4号の除染にいちゃもんをつけるひねくれ者は自分だけかと思ったら、朝日の「声」欄に同旨の投稿(写真左)。 昨日の新聞では、歩道や側溝の線量が劇的に下がったわけでもないのに、「観覧エリア 効果的に除染」と国道工事事務所のPRによいしょ記事(写真中)。 それに、市役所の立地場所にこだわり国道4号を会場にするため、同線を通行止めする上、市内の相当部分が大規模な交通規制、路線バスも通れない(写真右)。 郊外の人は別の用事があっても市中心部に出る方法がないうえ、13号国道なら駅から歩いてもすぐだし、一定の道路幅があるのに、4号線は福島駅から歩いて行けば20分ほど延々歩かなければならない県外観光客には遠すぎる。 あまりに「市役所」のメンツにこだわり不便なやり方になってしまった。 「六魂祭」自体に問題があるというつもりはさらさらないのだが、「復興」「復興」のイメージづくり戦略にやっきになっているだけで、足下の大事なことがおろそかになっている。 除染の優先順位はその最たるもの。