2013.1.20(日)
国連安保理、北朝鮮制裁決議賛成へ。 中国は前回の議長声明から安保理決議への格上げに同意の見込み。 当然のこと。北朝鮮に関する中国のふるまいはずっとおかしい。 それに、大戦後68年も経つのに5大国だけが拒否権を持つ常任理事国のままでいることは不条理だ。
もっとも、2000〜2012年までの拒否権行使件数は、米国11回、ロシア7回、中国5回、英仏は0回。 米ロだって威張れたものではない。
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中国 対北朝鮮制裁国連決議を支持へ
2013.01.19 ロシアの声
北朝鮮が2012年12月に人工衛星を発射したことについて、米国と中国は国連安全保障理事会での制裁決議案で合意に達した。各メディアが国連外交情報筋として伝えた。
決議案は近いうちに安保理の15の理事国すべてに送られることになっているが、同情報筋によれば、新しい制裁を追加するものではなく、2006年および2009年に北朝鮮が行った核実験の際に導入された制裁を拡大するものであるという。
これより先伝えられていたところでは、中国は国連安保理決議に反対しており、より「穏当な」形式である議長声明での非難を提案していた。中国はこれについて、強硬な制裁を加えることによって、北朝鮮がさらに核実験を行うことになりかねないと説明していた。
また2013年1月13日から20日までに、北朝鮮が新たな地下核実験を行う可能性があるとも伝えられていた。
インターファックス