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yanxia2008

【「iOS 6」のマップに不具合】

2012.9.29(土)

 AppleのクックCEO、「iOS 6」のマップについて謝罪 「地図マピオン」やGoogleマップを推奨

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ITmedia NEWS

ユーザーからの苦情が多い「iOS 6」の地図アプリについて、Appleのティム・クックCEOがユーザーに書簡で謝罪し、改良中の代用ツールを紹介し、「極めて高い水準」に達するまで努力を続けると約束した。

 米Appleのティム・クックCEOは9月28日(現地時間)、19日にリリースしたモバイルOS「iOS 6」のマップアプリについて説明するユーザー宛ての書簡を公開した。日本語版も公開されている。

 クック氏は、「お客様に最高の体験をお届けする、世界で最高レベルの製品」というAppleの基準にマップアプリが達していないことを認めて謝罪し、「マップをより良いものにするために最善を尽くしています」と書いている。

 そして、Appleがマップの改良に取り組んでいる間の代用ツールとして、アプリの「地図マピオン」と「地図 Yahoo!ロコ」(日本語書簡の場合)、そしてWebアプリ版の「Googleマップ」を紹介した。Googleマップはホームへのアイコン作成方法へのリンク付きの紹介になっている。英語の書簡では、アプリは米MicrosoftのBing他2本、WebアプリはGoogle MapsとNokia Mapsを推奨している。

 Googleマップから独自エンジンに切り替えた理由は、ルート案内、音声の統合、Flyover、ベクターベースの地図などの機能を搭載するには、「新しいバージョンのマップを一から作る必要」があったと説明する。AppleとGoogleの音声ガイド機能をめぐる交渉の難航がGoogle Maps離れの原因といううわさがあった。

 なお、新マップ(搭載のiOS 6)をインストールしたiOS端末数は1億台を超え、新マップでユーザーが検索した場所は1週間あまりで約5億件に上ったという。利用されるほどに機能は向上し、「フィードバックに対し、心よりお礼申し上げます」としている。

 クック氏はこの書簡を「Appleは、自分たちの製品を世界で最高

新マップでは音声ガイド付きルートマップを利用できる

のものにすることを常に目指しています。皆様がそのことをAppleに期待していることも、私たちは理解しています。私たちはマップがこの極めて高い水準に達するまで、絶えず努力を続けていきます」と締めくくった。

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