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yanxia2008

【政府事故調委員長、東電を批判】

2012.6.26(火)

 政府事故調(畑村委員会)の畑村委員長、自己弁護に終始する東京電力の社内事故調調査報告書を批判。全く同感です。

 で、それはともかく、これから政府事故調と国会事故調の最終報告が出ると思いますが、既に出ている民間事故調、東京電力事故調と併せ、4つの事故調報告が出揃うことになります。

 結局あの事故は何だったのか、何が起こり、現況はどうなっているのか、今後どうすべきなのか、どこに責任があるのか、各調査報告を比較検討する必要があります。

 どこかで 評価委員会的なものを作る動きはないでしょうか(屋上屋かも知れないが)。  少なくとも主要論点についての比較表を作ってくれるところはないでしょうか(新聞は一面ブチ抜きででもこれを詳細に解説すべきと思います)。

 でないと、事故調の乱立で、国民はどれが正しいか分からず混乱する、あるいはうやむやのうちに真実が風化するのは必至と思われます。

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政府事故調、東電の報告書批判 「大事な点抜けている」

2012/6/25 日本経済新聞

 政府の東京電力福島原子力発電所事故調査・検証委員会の畑村洋太郎委員長は25日に記者会見し、想定外の津波を事故原因とした東電社内の事故調査委員会の報告書について「大事なところが抜けている」と述べ、「自分たちに何か足りない部分があったと考えるのが必要な見方ではないか」と批判した。

 政府事故調は計769人にヒアリングを終え、7月23日に最終報告書を公表する。

 畑村委員長は東電の報告書について「誰かが何か決めて、それに従っていればいいんだという感じを受けた」とも指摘。損害賠償や訴訟を抱え、「ストレートにものを言える立場じゃないんだろう」と分析した。

 首相官邸が東電に過剰介入したとする国会事故調の指摘にも「あれだけ必要な情報が共有できなければ混乱はどこでも起きる」と見方が異なることを強調。「違う視点の人たちが事故を調べるのは大事なことだ」と話した。

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