2012.4.13(金)
2月は名取裕子(スペシャルオリンピックスでの詩の朗読)、3月は小雪(東日本大震災犠牲者追悼式での詩の朗読)と、最近女優づいているが、今宵は「吉永小百合原爆詩朗読会」が福島市で開かれたので出かけてみた。 チケットは3カ月前に完売とあって満席。さすがのネームバリュー。 86年から朗読会を続けている吉永さんは、峠三吉(懐かしい)などいつもの原爆詩のほか、今回は特に、今の福島の置かれている「環境」、「空気」を敏感に映したかのように、「福島の詩」として富岡町からの避難者の方の詩などをも朗読。 和合亮一さん、福島の子どもたちの連詩などとも相俟って、実に感動的だった。 それにしても、朗読中にやや大きな地震で会場が揺れ、場が瞬時ざわついたが、天はいつまで福島をいじめるのか。