2012.3.11(日)
福島市で開かれた東日本大震災追悼式・シンポジウム。 不覚にも二度、涙が出た。 一度目は、黙祷のとき、無念にも奪われた多くの命を改めて思い・・。 そしてもう一度は、シンポジウムでの雄平知事の中間貯蔵施設に関する発言に。 作家・住職の玄侑宗久さんから意見を求められ、 「30年後に『県外』に最終処分施設を作ることを法律で定めると国は言っているから、自分はそれを信じる」という県内設置ありき、トンチンカンの爆弾発言。 「地元の意見を聞いて」と言っていたではないか。 病身をおして全国追悼式に出席し渾身の思いで被災者に語りかけられた天皇陛下、県追悼式で前を向いて一生懸命歌ってくれた福島一中の生徒たちと比較するにつれ、その中身のなさ、余りの不甲斐なさに、不覚にも涙が止まらなかった。 我々はこういう人を選んでしまったんだ。 リーダー、リーダーシップって、一体何なんだろう?