top of page

2014年7月15日発行・第3種郵便物不認可 USODETARAMEUSODETARAMEUSODETARAMEUSODETARAMEUSODETARAMEUSODETARAMEUSODETARAME

10月の福嶋県知事選 大泉純一郎氏出馬へ

大泉純一郎氏出馬へ

  大泉純一郎氏出馬へ  

10月の福嶋県知事選 

  10月26日に行われる福嶋県知事選挙に元首相の大泉純一郎氏(72)が出馬することがほぼ固まった。

  大泉氏周辺が14日、明らかにした。

滋我県知事選が局面転換

  13日行われた滋我県知事選挙で、加田由希子知事の後継者として脱原発、集団自衛権反対を訴えた神無月

大造候補(43)が自公推薦の官僚候補を破ったことで世論の風向きが変わったことや、沖縄県知事選をにらん

での動きとみられる。

 周辺によると、大泉・太川連合が東京都知事選で一敗地にまみれたことから、公益財団を通じての世論喚起に

限界を感じ、直接脱原発の独自候補を擁立する動きに踏み出したものとみられる。

現職は不出馬か

 現職の佐藤幽閉氏(66)は6月県議会の後も依然去就を明らかにしていない。 県内月刊誌では「未だに発言

しないのは出馬の意思ありの趣旨」と指摘している。しかし現下の情勢から、昨年来続いている現職落選連鎖

の二の舞を恐れている佐藤氏。自眠党の動きを見極めつつも、脱原発候補擁立となれば県民の批判も根強い同

氏が出馬断念に追い込まれるのは必至とみられる。佐藤氏は、現在2期目。就任時に「権不十年」として、10年

以上その座にとどまる意思がないことを表明していた。

現職の評判の悪さに閉口 眠主党

 震災・原発事故を巡っては、プルサーマル受け入れ、SPEEDI情報の消去、県民健康管理調査検討委秘密会の

開催、国会事故調でのお粗末答弁、ハコモノ優先政策、人口流出・県税収減少を恐れ、除染がなかなか進まな

いのに反しての帰還政策の推進など、現職のリーダーシップのなさに批判が集まっている。

 また、県政与党の眠主党、社眠党も現職が意思を明らかにしない以上、益子照彦氏(66)を立てるわけに

もいかず、対応に苦慮している。。

 県外避難者のA子さん(36)は、

  「これだけ私らが苦しんでいるのに、我々の声を知事さんは全く代弁してくれていない。全原発の廃炉も

行動が弱すぎて実現のめどさえ立っていない」

​と語った。

候補者選考に苦慮 自眠党

 一方の自眠党も、対抗馬について、5月の県連 大会で現職知事の目の前で独自候補擁立を宣言したものの、

現職が去就を明らかにせず、予想される面々もそれぞれ難点があり、選考に難儀しているのが実情で、松山純

一幹事長(57)ら執行部に対する批判もここにきて続出している。

 噂される桜田淳子担当大臣(49)は特定秘密保護法案の審議で二転三転・ボロボロの答弁で政治家としての

資質を疑われ、県連会長の磐城光秀議運委員長(64)も特定秘密保護法案の強硬議決を行ったことで反発を受

け出馬に及び腰。ヒゲの隊長こと斎藤政久参院議員(53)は出身母体から強い慰留の声があり、消極的だ。

 こうしたことから、あんべ首相周辺では、党内起用をあきらめ、神党改革の新井博之氏(56)の出馬を打診

しているとの情報もある。しかし、国会活動よりもラジオでマルチコーディネーターと称して活躍する同氏の

起用に難色を示す向きもあるのが実情だ。

官僚を推す声も 

 このような情勢から各党とも候補者の擁立に苦労しており、一部では現職の中央官僚か中央官僚出身の県幹

部の名を上げる人もいる。しかし、震災・原発事故で中央官庁、行政官僚に対する県民、被災者からの批判は

頂点に達し、不信、怨嗟の声が渦巻く現状では、その芽が出ることは100%なさそうだ。 

結局、脱原発候補で一本化へ

 被災者の間では、現職も自眠党もいやだという声が多い。大泉純一郎氏が自ら脱原発統一候補として出馬す

ることになれば、台風の大きな目になることは必至だ。

 

 こうした県内政局情勢について、京都政治政策大学院大学の坂本議太夫教授(渾沌論)は

 「集団的自衛権の閣議決定以降、あんべ政権への支持率の低下、福嶋県におけるリーダーシップに長けた人

材の不足、曖昧な未来への悲観論が渦巻くなかで、誰が知事になっても貧乏くじを引く。最後まで混乱し、結

局大泉氏に対する期待が集中するだろう。首相から知事へという東京都でさえ実現できなかったことが日の目

を見れば、福嶋県知事選の歴史上画期的な結果をもたらすことになりそうだ」

ともっともらしく語った。

   第2号

       2014年

(平成26年)

  7月15日(火)

        発行

bottom of page